社会
Posted on 2024年02月12日 09:58

【謎と魅惑】南極大陸発見のはるか前に「氷に覆われた海岸線」が描かれた「ピリ・レイスの地図」

2024年02月12日 09:58

 南極大陸が発見されたのは1818年のことだが、その後、全陸地の地形が地図化されたのは、100年以上が経過した1920年のことである。

 ところが、コロンブスがアメリカ大陸を発見した1492年から20年も経たない1513年に作成され、エジプトを征服したセリム1世に献呈されたとする地図の中に、当時の技術ではとうてい観測不能だった南極大陸の輪郭が描かれていた。今もってその理由が謎に包まれる古代地図。それが、ピリ・レイスの地図だ。地理学の研究家が言う。

「この地図は1929年にトルコ・イスタンブールのトプカプ宮殿博物館に収蔵された写本類の中から発見されたもので、紀元前に描かれた複数の古地図を元に、オスマン・トルコの提督ピリ・イブン・ハジ・メムドが製作したとされています。ガゼルの羊皮紙で作られており、インド洋と思われる右半分は失われているものの、左半分の断片には大西洋が描かれている。そこには氷に覆われる南極大陸の海岸線が、しっかりと記されていたんです。つまりこの地図は、南極大陸が発見される遥はるか昔、その存在を知る何者かによって描かれたことになる。まさに謎に満ちた地図というほかありません」

 この地図の作成にあたっては、紀元前4世紀のアレクサンドロス大王の時代から伝わる33枚の古地図が元になっているとされる。

「そんな古代に、それを測量できる高度な文明が存在していたということです。研究者の間では、南極大陸の氷の下に、失われた超古代文明が眠っているのではないか、といった希望的観測もある。ピリ・レイスの地図は、世界の研究者たちを魅了し続けています」(前出・地理学の研究家)

 現在、この地図はトプカプ宮殿に保管されており、一般公開はされていないが、古代文明の痕跡を示す意味では、世界的に貴重な資料となっている。

(ジョン・ドゥ)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年06月24日 07:15

    ドジャース・大谷翔平の第二子誕生をめぐって、フェミニストを名乗る女性たちがSNS上で「多産DVだ」「年子出産は女性虐待だ」と騒いでいる。大谷夫妻は昨年4月20日に第一子誕生を報告、この6月20日に第二子誕生をアナウンスした。これら誹謗中傷コ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年06月24日 11:30

    一発出たら同点。3-7と4点をリードされて迎えた7回裏、二死満塁の場面。この日いちばんの勝負どころで、広島・新井貴浩監督がベンチから送り出した代打は捕手・石原貴規だった。結果は空振り三振。最大の山場でなぜ、より長打を見込める打者を送り込まな...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年06月24日 13:30

    これはトレードのショーケースなのだろうか。そう思ってしまったのは、阪神タイガースの梅野隆太郎捕手が2軍から再昇格し、6月23日のヤクルト戦に即スタメン出場して攻守に高い能力を見せつけたことだ。1-0とリードした5回に二塁打を放ってチャンスメ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/23発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク