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記事全文を読む→浅草「4歳女児薬物中毒」殺人事件に使われた「甘い化学物質」は日常生活に溢れている
なんともショッキングなニュースだ。日本屈指の観光地、浅草で旅館経営などを営む夫妻が昨年3月、4歳の次女に有害な化学物質「エチレングリコール」などを摂取させて殺害した容疑で、警視庁捜査一課に逮捕されたのだ。
次女が死亡してから逮捕するまでに警視庁は慎重に証拠を集め、逮捕まで約1年を要したのも無理はない。エチレングリコールは子供やペットが「間違って食べやすい」化学物質だからだ。
最も身近にあるのが、保冷材。冷凍庫で凍らせても柔らかさが残っているタイプの保冷材や氷枕には「不凍液」としてエチレングリコールが使われていることがある。しかも甘味があるので、子供やペット、認知症を患った高齢者が氷枕や冷却マットに穴を開け、中身のエチレングリコールをゼリーと思ってほじくり出して食べ、そのまま昏睡。そうした死亡例が、保冷剤や冷却シートを使う夏になると報告される。
事故を防止するには子供やペットに目を配ること、万が一、中身が漏れても子供の口に入らないよう、枕カバーをかけた方がいい。少量でも口にしたら、すぐに救急外来や動物病院を受診してほしい。
エチレングリコールは甘味はあるが無臭無色なので、甘味の強いジュースやカクテル等に盛られたら気が付かない。しかも自動車部品販売店で取り扱いのある不凍液だけでなく、スーパーやケーキ屋でもらう保冷材にも含まれる、最も身近にある危険な化学物質だ(致死量などの詳細を書くのは控えさせていただく)。
しかも、この夫妻が次女に重ねて飲ませたとされる「ある抗精神薬」には眠くなる副作用があり、薬の内服を拒む精神障害者でも飲みやすいように、製薬会社が錠剤にミントやフルーツの味と香りをつけている。ホロホロと崩れる性状も併せて、悪意ある人物に「ラムネ」「ミント菓子」と言われて与えられれば、子供だけでなく、暗所なら大人でも騙されるかもしれない。
亡くなった女児は2019年生まれ。生まれてまもなく新型コロナが襲い、夫妻が営む旅館業も危機的状況にあっただろう。観光業者や飲食業者だけでなく、全ての家庭が就業制限、外出制限で、親も子供も精神的に不安定になっていた。
児童相談所もキャパシティオーバーに陥っており、児童保護施設は常に満床。たらい回しにされたという複数の保育園も、保育士が「自分の子供の登校先が一斉休校」したため出勤できず、通常保育が困難だった背景がある。
保育園でのお散歩も、公園での砂場遊びや滑り台で遊ぶことも許されず、もし親から与えられた「甘くて美味しいもの」でたった4年の命の灯が消えたとしたら…。残された兄と姉にも、生涯消えない傷が残された。
(那須優子/医療ジャーナリスト)
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