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巨人の台湾遠征が大盛況で見えてきた「新アジア戦略」開拓の儲け口

 新たな動員確保の道筋が見えたのかもしれない。球団創設90周年を迎えた巨人が3月2日、3日に台湾で試合を行った。

 2日の中信ブラザーズ戦は同地最多の観客3万7890人が入り、3日の楽天モンキーズ戦はそれを上回る3万890人を動員した。巨人OBが言う。

「昨年12月に開業した台北ドームを大々的にお披露目したいという現地側の意向もあったが、台湾には日本球界で活躍した選手が多く、現在も日本のプロ野球中継を見られる環境にあるため、人気が高い。野球振興のためにも毎年、各球団が持ち回りで台湾遠征をして現地で試合をやるのは、今後の戦略としてアリな話になってくる」

 近年、巨人は在京球団相手の主催試合を北関東、北陸などの地方主催試合として行うことが多い。

「理由は単純明快で、観客動員が他のカードと比べて鈍くなるから。コロナ禍で一時止めていましたが、昨年からまた復活しましたしね。そこで数年に一度でもいいから、台湾開催をやればいい。WBC効果もあって昨年は野球人気が再燃したとはいえ、競技人口は減っており、球場を訪れるファンはリピーターが中心。日本国内だけでは先が見えています」(スポーツ紙デスク)

 新たなアジア戦略を開拓できるか。

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