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記事全文を読む→藤岡康太「訃報」で急浮上!皐月賞は「康太ゆかりの激走弔い馬券」馬単1点勝負で決まり
4月11日、JRA(日本中央競馬会)は落馬負傷で意識不明に陥っていた藤岡康太騎手(栗東、フリー)が10日夜に、入院先の病院で死去したことを公表した。
落馬事故が起きたのは、4月6日に行われた阪神競馬の第7レース。JRAが公表しているパトロールビデオを見ると、康太の騎乗馬は3コーナーで前を走る馬に接触して躓き、康太はほぼ瞬間的に馬場に放り出されたことがわかる。さらには落馬した康太を避け切れなかった後続馬に、頭部や胸部を激しく踏み蹴られたようにも見えるが、いずれにせよ35歳の人気ジョッキーを襲った、不運にして悲劇的な事故だったと言うほかはない。
競馬を愛することにかけては人後に落ちない筆者も大きなショックを受けたが、康太の訃報に接してあらためて思い起こされるのは、競走馬もジョッキーも「勝つこと」を宿命づけられている存在であるという、優勝劣敗の「道理」である。
折しも康太の死から4日後の4月14日には、中山競馬場で3歳牡馬クラシックレースの第1関門にあたる皐月賞(芝2000メートル)が行われる。そこで同レースの「激走馬」として浮上してきたのが、無念の死を遂げた康太にゆかりのある2頭の若駒だ。筆者はこの2頭だけの「弔い馬券」で勝負に挑みたいと決意している。
もちろん、単なる「オカルト馬券」ではなく、激走を予感させる理由は十分にある。
1頭目は康太の兄・藤岡佑介が騎乗するミスタージーティーだ。同馬はリステッド競走の若葉ステークスを勝ち上がって皐月賞の出走切符を手に入れたが、陣営からは「切れ脚はGI級。勝ち負けになる」と強気のコメントが飛び出している。しかも同馬を管理するのは、勝負師として知られる矢作芳人調教師。また、今回は初ブリンカーの装着、3枠5番の好枠をゲットと、まさに勝負気配が満点なのだ。
2頭目のジャスティンミラノは、死去した康太が丹念に調教をつけていた若駒で、栗東CWで行われた2週前追い切りでは、併せた馬に3馬身先着。1週前追い切りでも2馬身先着と、上昇気配は明らか。助手を背に栗東坂路で行われた最終追い切りは、輸送を考慮して4F55秒3-1F12秒2と終い重点の内容だったが、新馬戦⇒共同通信杯と無傷の2連勝で臨む皐月賞は、目標の日本ダービーを見据えた一戦なのだ。
そして結論。筆者渾身の「弔い馬券」は、5番ミスタージーティーから13番ジャスティンミラノへの「馬単1点勝負」。ズバリ、直線坂下の200メートル付近から先頭に立ったミスタージーティーが、ジャスティンミラノを引き連れてのワンツーフィニッシュとみた。
その時、佑介は滂沱の涙を流しながら、スタンドのファンと、亡き弟に向けて左腕を高らかに突き上げるに違いない。
(石森巌)
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