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記事全文を読む→“掛布×江夏”バックスクリーン直撃対談「2015年“セ・パ新勢力”を徹底激論」(3)
掛布 今年は新しい監督の球団が4つありますよね。僕はヤクルトが気になるんですよ。打線がいいだけにピッチャーが整えば‥‥。
江夏 (前監督の)小川が言っとったけど、どこのチームだって故障者は出るんだよ。でも、ヤクルトだけは故障が長い。
掛布 ハハハ! 帰ってこなかったですよね。由規、村中なんかもほとんど投げてないですもんね。
江夏 何でですかねえって(笑)。普通なら1カ月2カ月で帰ってくるんだけど。これが不思議だと小川は言っとった。
掛布 ちゃんとピッチャーのバランスが整えば、やっぱりヤクルトは不気味なんじゃないかなあ。楽天はデーブが監督に。
江夏 あの明るさでチームを変えればね。
掛布 スタートで乗っていったらおもしろいと思いますよ、叩かれたら厳しくなるでしょうけど。だから楽天は交流戦までが勝負なんじゃないですかね。あとはソフトバンク。工藤がどういう野球をやるのか。
江夏 あんまり変わった野球はしないと思うよ。どちらかというと、正攻法やから。
掛布 日本一を継ぐというプレッシャーはあるでしょうね。僕が個々の選手で気になっているのが、そのソフトバンクの柳田なんです。形はぐちゃぐちゃだけど、振れる強さ、スピード‥‥ちょっとメジャーに近いような選手が出てきたと思うんです。柳田があのバッティングをやり通せるかに注目したいですね。
江夏 昨年出てきたのは柳田と、あとは横浜の筒香。あのパワー。守りでスゴイなあと思うのはソフトバンクの今宮。正面もうまいし横でもすごい守備をするよね。あの子はもうリーグを、もしくは日本球界を代表する選手だと思うけどね。
掛布 守備でメシが食えるタイプですか。
江夏 そうそう。バッティングも、もう少しよくなってくると思う。今はまだ守備に神経使ってるからね。
掛布 やっぱり野手は守れないと4打席立てないですよね。守りがよければ代えられませんから、ある程度守れる野手はバッティングもよくなっていくと思うんですよ。
江夏 ピッチャーから見て、やっぱり4打席立つ選手はイヤだよ。なんぼいいバッターでも、3回で代わる選手は楽だもん。
掛布 3割3分3厘打ってるバッターはなかなかいませんけど、2割5分のバッターはすごく多いわけですよ。確率上、4回打席に立てば打てるというバッターがすごく多いということですもんね。
江夏 そして、いいバッターというのは4打席目がめっぽう強い。3の0で終わるのと4の1で終わるのとでは全然違うからな。
掛布 つまり、1つの四球で1番バッターが4回打席に立つようになるとすごく苦しくなると。エラーして今度は2番バッターが4回打席に立つようになって、ヒットで3番バッターに4回目が回ってくるとなると、だんだん‥‥。
江夏 苦しくなるよな。
掛布 そうなんです。だから守備がいいと4回チャンスが回ってきて、そこで打てればまた経験になりますからね。
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