芸能

「バス旅」放送困難で千原ジュニア「タクシー旅」に依存する「2024年問題」の大波紋

 6月8日放送の「土曜スペシャル」(テレビ東京系)で、またしても「千原ジュニアのタクシー乗り継ぎ旅」が放送される。「またしても」というのは、ここ半年で連発しているからだ。

 昨年12月2日に第17弾が放送されると、1月13日に第18弾、2月10日に第19弾、3月30日に第20弾、次は少し空いて5月11日に第21弾と、異例のハイペース。千原ジュニアが第21弾のオープニングトークで「月1でやるって決めたん?」と、スタッフにツッコミを入れるほどの頻度なのである。この異例の事態に言及するのは、テレビ誌記者だ。

「以前は2カ月に一度か、3カ月に一度のペースでした。それが変わったのは、第17弾。撮影は2日から1日に減り、放送時間が150分から90分に短縮されました。この変更によって、以前よりもハイペースで放送できるようになったのです。ファンにしてみれば、次々と『タクシー乗り継ぎ旅』が見られるので嬉しいのですが、中身が薄くなったという指摘があり、連発はなんとも微妙な受け止め方をされています」

 なぜ放送時間を短縮してまで、頻繁に放送する必要があるのか。その理由を、先のテレビ誌記者は次のように指摘するのだ。

「2024年問題でバスの乗務員が不足し、路線バスの減便や廃止が続いています。路線バスを使った旅をすることが難しく、その代わりとして『タクシー乗り継ぎ旅』を放送するしかないのでしょう。昨年12月を最後に『バス旅W』が放送されていないのが、なによりの証拠です。『水バラ』では太川陽介が対決形式のバス旅を続けていますが、こちらもやはり、放送のペースは落ちています」

 バスの乗務員不足は今後も続く見込みで、路線バスを使った旅は厳しい状況が続く。千原ジュニアの出番はますます増えそうだ。

(鈴木誠)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    自分だけの特別な1枚が撮れる都電荒川線の「マニアしか知らない」撮影ポイント

    「東京さくらトラム」の愛称で親しまれる都電荒川線はレトロな雰囲気を持ち、映えると評判の被写体だ。沿線にバラが咲く荒川遊園地前停留所や三ノ輪橋、町屋駅前は人気の撮影スポット。バラと車両をからめて撮るのが定番だ。他にも撮影地点は多いが、その中で…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

    テレビ業界人が必ず見ているテレビ番組「次のブレイクタレント」「誰が最も面白いか」がわかる

    「業界視聴率」という言葉を、一度は聞いたことがあるはずだ。その名の通り、テレビ業界関係者が多く見ている割合を差すのだが、具体的なパーセンテージなどが算出されているわけではない。いずれにしても、どれだけ業界人が注目して見ているかを示す言葉だ。…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「アナタは大谷翔平じゃない」鈴木誠也のカブス終戦〝監督が罵倒〟の盗塁死は「高校野球でも懲罰もの」
2
堀内恒夫委員長の発言が…巨人・菅野智之が15勝しても沢村賞「該当者なし」になる「ある条件」
3
【サッカーW杯予選】韓国代表は「全試合アウェー」だ!オマーン戦で「選手の妻」が吊るし上げられる緊急事態
4
「ミヤネ屋」宮根誠司が女子アナとゲストを困らせた「ニュースが理解できない」事件
5
「ZIP!」も「ウイニング競馬」も長期欠席…ジャングルポケット・斉藤慎二に「不穏な理由」