芸能

中森明菜 「紅白サプライズ登場」も拭えない不安要素(2)新曲で復活なるか?

20150122h2nd

 芸能レポーターの石川敏男氏も首をかしげる。

「4年半ぶりに歌ったんですよ。ファンは話が聞きたいわけですよ。あれでは、録画じゃないか? とか、体調がよくないんじゃないか? と疑われてもしかたがない。出た以上はもっと話をするべきです」

 放送後、暗雲は垂れこめ始めていた。発表された紅白第2部の平均視聴率は42.2%。大台は超えたもののサッカーW杯のコートジボワール戦に及ばず、年間最高視聴率を実現することはできなかった。局内では明菜特需で、

「10%は上がる」

 と踏んでいたが、数字を聞いた籾井会長は憮然として、「ごくろうさん‥‥」とつぶやくだけだったという。明菜にとって厳しかったのは、ここからだ。

「5日に歌手別の視聴率が出たのですが、明菜さんは42.9%という結果になりました。かつてのライバル・聖子さんは最高視聴率47.5%を取りました。これが今の2人の差ということでしょう」(NHK関係者)

 そんな明菜にとって喫緊の課題はまもなく発売される新曲の売り上げだ。しかし、ニューヨークから離れる気配はない。

「追いかけるマスコミもいなくて肌に合うようです。外出などもするようになり、徐々に体調を取り戻しているようです。一小節ずつ歌ってつなぐ最新機器のスタジオもあります。でも、帰国して新曲のキャンペーンをする考えはないようですよ」(芸能記者)

 8月発売のベストアルバムの売り上げはすでに25万枚を超え、12月には限定版が発売されたほどだった。それがレコード会社を動かし、「復帰指令」がトップダウンで下りてきたのだ。

「アメリカでの待遇も売り上げを見込んでのことです。キャンペーンをやらないので、紅白の数字をレコード会社は新曲売り上げの指標としていたのですが‥‥」(芸能記者)

 今年の明菜には多くの企画が用意されている。5月には6年ぶりになるオリジナルアルバムの発売。7月には横浜でのコンサート。年末にはディナーショーを行い、今度こそ紅白に生出演するというが‥‥。

「明菜のファンは確実にいるのです。今までサイトなどを通じて『もう少し待って』と言い続けてきました。新曲発売でも表に出てこないとなれば、狼少年ならぬ狼少女になってしまう」(石川氏)

「禁区」にさしかかった明菜は「難破船」状態である。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
2
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…
3
またまたファンが「引き渡し拒否」大谷翔平の日本人最多本塁打「記念球」の取り扱い方法
4
フジテレビ井上清華「早朝地震報道で恥ずかしい連呼」をナゼ誰も注意しない?
5
巨人の捕手「大城卓三と小林誠司」どっちが「偏ったリード」か…大久保博元が断言