スポーツ

鹿島アントラーズ「新人獲得の秘策」はジーコからの「直電」だった!元日本代表が衝撃の会話を暴露

 ドラフト制度が導入されているプロ野球と違い、選手獲得が自由にできるサッカーJリーグ。それだけに、有望選手のプロ入り時には、壮絶な獲得競争が繰り広げられることが珍しくない。

 小野伸二がJリーグ入りする際には多くのチームからオファーが届き、最終的に清水エスパルスと浦和レッズの間で獲得バトルが繰り広げられたとされる。

 各チームそれぞれ独自の勧誘手段を持っているが、鹿島アントラーズの「秘策」を、元日本代表候補で横浜マリノス(現横浜F・マリノス)の遠藤彰弘氏が明らかにした。鹿児島実業高校の先輩である前園真聖氏のYouTubeチャンネルに出演した遠藤氏が、プロ入り時を振り返ったのだ。

 高校サッカー選手権に出場していた遠藤氏のもとには、高校3年生の5月前後に、横浜マリノスのスカウトをしていた早野宏史氏が練習の見学にやって来た。しかし特に獲得の話はなく、鹿実の監督からも話はなかった。

 11月になって監督から、たったひと言「マリノス」と告げられ、自らの横浜マリノス入りが決まっている、と感じたという。そんな中、鹿島アントラーズからのオファーが舞い込んできた。

「鹿島から家に電話がかかってきて、相手はジーコさん。何言ってるかわからないので、通訳の人に代わって。その時にはマリノスに決まっていた。鹿島からオファーが来ていることも(高校の監督から)知らされてなかった」

 もし鹿島からのオファーを知っていれば、迷っていたかもしれない、と遠藤氏は言うのだ。

「やっぱり、ジーコさんの影響がある」

 鹿島の策にやられてしまっていただろう、と…。

 柳沢敦や中田浩二、本山雅志など有望な選手が次々と鹿島に入団したが、彼らもまた、ジーコの「直電作戦」に心揺さぶられたのかもしれない。

(鈴木誠)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
5
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策