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記事全文を読む→小林幸子「モノマネ番組で優勝して歌の道に」/テリー伊藤対談(1)
わずか10歳で歌手デビューし、今年6月に芸能活動満60周年を迎えた小林幸子。「美空ひばりの再来」と呼ばれた天才少女は今や「ラスボス」に。その道のりには多くの出会いがあった。かつて「浅ヤン」のMCを務めたこともある氏。その起用理由を天才テリーが今、明かす!
テリー 6月5日でデビュー満60周年。おめでとうございます。
小林 ありがとうございます。もうね、ハッキリ言って今が一番楽しいです。
テリー あ、そうなの? どうして?
小林 10年ぐらい前にニコニコ動画を通して新しい音楽の人たちと出会えたでしょう。それでボカロ曲とか色々な曲を歌うようになって、演歌の縛りっていうと変ですけど、「こうしなきゃいけない」みたいなのがなくなって、今楽しくてしょうがないです。
テリー それって、今までお寿司しか食べなかった人が、イタリア料理やブラジル料理、何でも食べるようになったみたいなもんじゃないですか。全然違う?
小林 そうですね。元々、基本的にはジャンル関係なく、いろんな歌を歌ってきましたから。それこそ「おもいで酒」までの15年間に、クラブとかキャバレーとか米軍キャンプとか、さんざんいろんなところへ行って、下手くそながらも英語で歌ったりもするじゃないですか。それが後にジャズやシャンソンのアルバムを作ることにつながるので、決してムダなことはなかったなというか。もう御詠歌以外は何でも好きで歌いますから。
テリー というか、天才だから何でも歌えちゃうんだよね。
小林 うん。って、自分で言うのも何ですけど(笑)。結局ね、私、元々はモノマネ番組から出たでしょう。だからマネをするのが得意なんでしょうね。
テリー 耳がいいっていうことだね。
小林 そう思います。
テリー さっちゃんが子供の頃って、やっぱり憧れは美空ひばりさん?
小林 そうですね。私、9歳で古賀政男先生の弟子になって、10歳でデビューしてますから。古賀先生のお宅でレッスンしてる時に、「先生」って入っていらしたのがひばりさんとの初対面なんですよ。で、その時に「ひばりさん、動いてる。生きてる」と思って。
テリー アハハ、当時のひばりさんと言ったら神様みたいなもんだから。でも、若い時は演歌よりポップスが好きとかあるじゃないですか。弘田三枝子さんや中尾ミエさんも格好よかったし。それが何で9歳で演歌を歌うことになるの?
小林 元々は父が歌がすごく好きだったんですよ。子供の頃から歌手に憧れてたみたいで。そんな父が私をお風呂に入れて、浪曲を歌うわけですよ。「佐渡へ佐渡へと草木もなびく、佐渡は居よいか住みよいか」って。それで私を抱っこして、「お前も歌ってみろ」って言ったら、父は歌えるはずがないと思ったのに、私がオウム返しで歌ったので、びっくりして。それで、面白がって素人の歌マネ番組に勝手に応募したんです。
テリー ああ、そうなんだ。
小林 そうしたら優勝して、その時の審査委員長が古賀政男先生だったんですね。それで、両親が「僕の弟子としてデビューさせませんか」って言われたんです。
ゲスト:小林幸子(こばやし・さちこ)1953年、新潟県生まれ。1964年、10歳の時に「ウソツキ鴎」でデビュー。1979年、「おもいで酒」が200万枚を超える大ヒット。2013年にはニコニコ動画で歌ってみた動画を投稿するなど活動の幅を広げ、ネットユーザーなど若者からも多くの支持を集める。近年はYouTuberとしても活動し、YouTubeチャンネル「小林幸子はYouTuBBA!!」開設中。7月24日、新曲「オシャンティ・マイティガール」発売予定。8月1日(木)・2日(金)には「小林幸子60周年記念公演 in 新橋演舞場 ~ラスボスのキセキ~」が開催される。
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