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記事全文を読む→「言語道断だ」の大反対!巨人・坂本勇人「7月12日復帰」で巻き起こる「玉突き守備」トラブルと「不協和音」
打撃不振で2軍調整する巨人・坂本勇人の1軍復帰が、V奪回をもくろむ阿部巨人の大きな火種になりそうだ。新たなポジション問題が勃発する可能性があるからだ。
阿部慎之助監督は「早くて(次の東京)ドームぐらいかな」と、DeNA3連戦となる7月12日からの合流を示唆している。さる球団OBはこう語る。
「坂本が戻ってきたら、どこを守らせるのか。負担の大きいショートに今さら据えるわけにはいかないだろうし。かといって今季、守っていた三塁には、ゴールデングラブ賞に輝いた岡本和真が出戻っている。岡本を再度、一塁に戻すという考え方もあるが、4番のプライドはどうするのか。もちろん、坂本を一塁に再コンバートする可能性もあろうが、すると5番に定着している打撃好調の大城卓三がハミ出ることになる。これは難問だろう」
坂本に三塁を守らせ、岡本は外野手で、というプランもあるが、スポーツ紙遊軍記者は「それこそ言語道断だ」と一刀両断し、こう続けた。
「確かに昨年のWBCで岡本は外野の練習をしていたし、意外にうまい。実際に守れるでしょう。でも坂本の起用を優先するようでは、やっとうまくいき始めているチーム内に、不協和音が充満しかねない」
前出の球団OBもこれに頷く。
「坂本にどこを守らせるかによって、守備位置を大シャッフルする可能性が出てくる。優勝争いが混迷しているだけに、そんなリスクを冒してはダメだ」
そして阿部監督が思い描く12日復帰には、時期尚早とする声が多い。
「坂本は近年、毎年のように故障でリタイアしていることを考えれば、今回の精神的なリフレッシュが完了したからといって、焦ってはダメだと思います。次にパンクしたら、選手生命を脅かしかねない」(前出・スポーツ紙遊軍記者)
もし巨人がV奪回、もしくはクライマックスシリーズ進出、その先に待ち受ける日本シリーズに出場することになれば、経験豊富な坂本の力は必要になってくる。往年の坂本の力を知り尽くしている阿部監督が頼りたい気持ちは分かるが、現段階での早期復帰は、様々なリスクとハレーションを孕んでいる。
(阿部勝彦)
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