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記事全文を読む→テレビ業界人が必ず見ているテレビ番組「次のブレイクタレント」「誰が最も面白いか」がわかる
「業界視聴率」という言葉を、一度は聞いたことがあるはずだ。その名の通り、テレビ業界関係者が多く見ている割合を差すのだが、具体的なパーセンテージなどが算出されているわけではない。いずれにしても、どれだけ業界人が注目して見ているかを示す言葉だ。そこから羽ばたくニュースターは、意外に多い。
かつて業界視聴率が高い番組といえば「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)と「アメトーーク!」(テレビ朝日系)、「ロンドンハーツ」の3番組で、
「これは外せませんでした。いずれも芸能人や芸人が大挙して出る品評会のような性質を持ち併せている番組で、思わぬスターが現れることがありますから。例えば『さんま御殿』からは滝沢カレンや王林が、『アメトーーク!』からは品川庄司の品川祐に『おしゃべりクソ野郎』というアダ名をつけた有吉弘行を筆頭に、サバンナ高橋茂雄、博多大吉といった芸人が脚光を浴び、巣立って行きました。『ロンハー』は狩野英孝や、かつての青木さやかを輩出した。いずれの番組も、一時期に比べてその求心力は落ちていますが」(ベテラン放送作家)
代わって台頭してきたのは何か。放送作家が続ける。
「やはり『水曜日のダウンタウン』(TBS系)ですね。もはや芸人を引っかけるドッキリ番組になりつつありますから、どの芸人が今最も面白いかがわかる。そうでなくても、芸人のコンディションを把握できますから、優劣をつけやすい。会議で『前の水ダウで』と言えば共通認識があるので、話を進めやすいし、芸人としては、もし番組のターゲットにされても『水ダウ』に出られただけで喜ぶ者もいますから。登竜門的な番組という側面はありますね」
キャスティングで注目しているのは、ネット系の番組だ。「オオカミくんには騙されない」をはじめとするABEMAの恋愛リアリティーショー・シリーズから世に出たタレントは多い。今や女優業が活発な「めるる」こと生見愛瑠、山之内すず、なえなのといった、バラエティー番組には欠かせないタレントを生んでいる。
「ぐるナイ」(日本テレビ系)の「ゴチになります!」レギュラーの高橋文哉は、主演した「仮面ライダーゼロワン」(テレビ朝日系)よりも前に、このシリーズに出ている。ゆうちゃみも当初は、ABEMAなどネット系の番組出演が多かった。
ではなぜネット番組は、ネクストブレイク・タレントをつかまえているのか。バラエティー番組制作スタッフが明かす。
「政治的なしがらみや上層部の判断で出演が決まる地上波より、自由度が高いので、放送作家やスタッフがキャスティングについて意見しやすいのです。それこそ『お試し』という類の起用ですね。しかもその放送作家が地上波の番組を兼務していた場合、そこにも呼びやすい。芸能事務所がタレントを売り込もうとキー局に挨拶回りをしたら、一度は使ってもらえますが、ライバルが多く、常連にはなりづらい。そこに固執するより、AmazonプライムやABEMAなどを狙うべきなのです」
はたして業界人のお眼鏡にかなう次のスターは…。
(真野甚一)
アサ芸チョイス
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