スポーツ
Posted on 2024年09月04日 17:58

経済アナリスト・森永康平がキックボクシングで「父に捧げる鮮烈ヒザ蹴り」王座獲得レポート

2024年09月04日 17:58

 原発不明ガンで闘病中の経済アナリスト・森永卓郎氏の長男として知られる、同じく経済アナリストの森永康平氏が、9月3日放送の「垣花正あなたとハッピー!」(ニッポン放送)に生出演すると、共演者から「おめでとうございます!」と祝福された。

 経済関連の賞でも授与されたかと思いきや、まさかの「キックボクシングでの王座獲得」だったのだ。

 試合を現地で観戦した格闘技ライターが語る。

「康平氏は8月30日に行われた格闘技イベント『EXECUTIVE FIGHT武士道』で、キックボクシング55キロ級のタイトルマッチに挑戦しました。高石真吾選手に判定勝ちを収め、初代王者となったわけです。普段は80キロある体重を25キロも落として、この日のために仕上げてきたそうです」

 格闘家としての森永氏について「ファイトを全面に出した攻撃的スタイル」と評するこの格闘技ライターが、2分2ラウンド制で行われた試合内容を振り返る。

「ゴングから康平氏は高石選手のパンチを受けつつ前に出続け、激しい打ち合いに。1ラウンド残り10秒のところで、康平氏は猛攻に出ます。相手をコーナーに追い詰めて、鮮烈な膝蹴りを2発入れた。モロに食らった高石選手は、相当なダメージを負った様子でした」

 第2ラウンドも激しい応酬が続いた。続けて解説を聞こう。

「打ち合いの中、高石選手の強烈なカウンターが入る場面がありました。それでも康平氏は前に出て、ラッシュを仕掛ける。勝敗は判定に委ねられましたが、非常に見応えのある一戦でした」

 こうして判定勝利した康平氏はチャンピオンベルトを手に「闘病中なので親父は来ていないんですけど、生きている間にベルトを見せられてよかったなと思っています」と語っている。

「試合後、控室に向かうエレベーターの前を通りかかると、対戦相手の高石選手が腹部を抱えてうずくまっていました。もともと痛めていた箇所とのことですが、康平氏の膝蹴りで肋骨を骨折してしまったんです。激しい試合内容を物語っていましたね」(前出・格闘技ライター)

 闘病中の父を勇気づける大熱戦だったのである。

(川瀬大輔)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク