政治
Posted on 2024年12月17日 09:58

政界の「スシロー」がホメて持ち上げ始めた石破首相の「答弁能力」

2024年12月17日 09:58

 元首相らと寿司屋で懇談会をしたことから「スシロー」と呼ばれる政治評論家の田﨑史郎氏は、9月の自民党総裁選では小泉進次郎氏を推していたが、最近は石破茂首相をほめる場面が増えている。先日もBSフジテレビの看板番組「プライムニュース」に出演した際に、国会での石破首相の答弁について、

「石破さんは自分の言葉で答えているんですよ」

 と持ち上げてみせた。

 田﨑氏は12月13日夜の同番組で、国民民主党の玉木雄一郎代表(3カ月の役職停止中)とともに出演した。玉木氏は石破首相の答弁を、次のように論評。

「得意なところはノー原稿で、ネバネバ言っているんです。しつこい答弁ですが、少数与党だと割り切っている。心底、謙虚にやらないといけないと思っているから、うまくいっているような気がした。侮っちゃだめ」

 これに呼応する形で、田﨑氏が言う。

「秘書官に聞いても、いろんなデータを渡されて、それを全部、自分の頭の中に叩き込んで紙を見ないで話している。それが石破さんの強さなんですよ」

 田﨑氏は時の首相に近づき、懇談したり携帯電話で直接話せる関係を築いて、番組や講演で披露する手法を続けてきた。石破首相に対してはどのようなアプローチをするのか興味を持っていたが、答弁能力に着目し、それをほめることにしたようだ。

 もっとも、ほめるだけでは気まずいのか、

「石破さんの苦手とすることは、紙を読むことなんです」

 とも言う。田﨑氏の解説でよくわかったのは、外遊では紙を読むだけなので退屈になり、他の首脳と交流せずスマホをいじっていて批判された石破首相が、岸田文雄前首相をはじめ歴代首相が苦痛とした国会答弁では俄然、元気になる…という理由だ。

 もっとも、首相の役割として議論は大切なのだが、「決断」するのはもっと大切だ。

(田中紘二/政治ジャーナリスト)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年06月07日 08:45

    バラエティー番組でピン芸人の中山功太が告発した、サバンナ・高橋茂雄によるいじめ。まだ記憶に新しい騒動だが、高橋の謝罪に発展したこの一件には単純に語れない側面もあったようだ。周囲の芸人を巻き込んだ混乱の中でひとつ、際立つ動きがあった。仲裁役と...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年06月10日 11:00

    またもや、負のスパイラルの繰り返しである。楽天が6月10日、借金15の成績不振を理由に、三木肇監督の休養を発表した。10日の巨人戦から塩川達也ヘッドコーチが「監督代行」として指揮を執る。楽天の監督交代はもはや、お家芸だ。2005年に新規参入...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年06月10日 14:30

    局アナによる異例の公表が、大きな波紋を広げている。出演するラジオ番組で「結婚」について激白したのは、TBSの山本恵里伽アナウンサーだ。それは6月9日放送の「荻上チキ・Session」でのこと。山本アナは、法律婚ではなく事実婚を選んだと明かし...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク