スポーツ
Posted on 2025年01月18日 05:59

野球界とサッカー界で進む「いきなり海外チーム入団」有力選手が流出する「選択の理由」

2025年01月18日 05:59

 これからは日本でプレーせずに、直接海外チームにチャレンジする選手が増えていくかもしれない。

 東京・桐朋高校の森井翔太郎が、メジャーリーグのアスレチックスとマイナー契約を結んだのだ。日本のアマチュア選手としては史上最高額となる、契約金150万ドル(約2億3000万円)での挑戦である。

 アスレチックスは遊撃手と投手の「二刀流」で育成する方針で、将来は大谷翔平のようなメジャーリーガーに成長するかもしれない。

 森井は昨秋のドラフト会議前に米球界挑戦の意思を表明し、日本の球団には指名しないようにと、理解を求めていた。もし指名されていればドラフト1位は確実と言われていた逸材だ。

 有力選手の国外流出で日本球界の「空洞化」を懸念する声があるが、この流れはすでにサッカー界でも進んでいる。

 ドイツ・ブンデスリーガ第17節(1月14日)で、ボルシアMGのFW・福田師王が、ブンデスリーガ初ゴールを決めた。福田は高校サッカーの強豪・神村学園で主力として活躍し、卒業時に10クラブからオファーを受けた。その全てを断って、ドイツの名門ボルシアMGに入団したのだ。福田はその理由を、次のように語っている。

「Jリーグでは出られないなと感じて。海外だとセカンドチームからも、ちゃんと育成してくれる」

 事実、J1では高校時代にどんなに活躍した選手でも、毎試合出られることは稀であり、J2クラブへ期限付き移籍する選手は少なくない。であれば最初から海外の強豪クラブで経験を積んだ方がいい、という考え方は理にかなっている。いや、Jリーグで実践を積んでから海外移籍した方が伸びたかもしれないのだが、アスレチックスを選んだ森井にも同様の指摘がある。

 いずれにしても、若者がより高いレベルの世界で成功を目指す姿には夢がある。近い将来、異国の地で活躍する姿が大きなニュースになることを願う。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年03月01日 08:30

    3月16日の確定申告期限が刻一刻と迫る中、国税当局が不穏な動きを見せている。ターゲットは、SNSやマッチングアプリを主戦場に男性らから多額の「手当」を吸い上げるパパ活女子、そして華やかな生活を売りにするインフルエンサーたちだ。かつては「男女...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    エンタメ
    2026年03月03日 07:00

    小学館の漫画アプリ「マンガワン」をめぐる問題が、波紋を広げている。発端は、過去に児童買春・ポルノ禁止法違反で罰金刑を受けていた漫画家が、別名義で新連載を開始していたことだ。編集部は起用判断の不備を認め、当該作品の配信停止と単行本の出荷停止を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月05日 15:30

    ロケット打ち上げが、また失敗した。宇宙事業会社スペースワン(東京都港区)が3月5日午前に、和歌山県串本町のロケット発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げられた小型ロケット「カイロス」3号機は上空で飛行中断。打ち上げから4分後の措置だった。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/24発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク