スポーツ
Posted on 2025年01月27日 12:10

トレバー・バウアー「DeNA電撃復帰」高額年俸でも迎え入れたい「ハイテク配球術」と「科学的投法」

2025年01月27日 12:10

 まさに電撃復帰である。2020年にメジャーリーグでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いた超大物、トレバー・バウアー投手が2季ぶりにDeNAに復帰することになった。

 2023年限りでDeNAを退団し、昨年3月にメキシカンリーグ入りしてからも、DeNAの萩原龍大チーム統括本部長らが定期的にバウアーの代理人に連絡を入れ、ラブコールを送り続けてきた。粘り腰の交渉が結実した形だ。なぜそこまでバウアーに執着してきたのか。球界関係者が解説する。

「過去の女性スキャンダルや自己中心的な言動がクローズアップされますが、野球に対して研究熱心で、最新の技術やテクノロジー、戦術、配球術に精通しています。今永昇太はバウアーからマインドやスキルを吸収して成長し、カブスへの移籍につなげました。若い投手陣が学ぶことは多く、バウアーには生きた手本、伝道師としての役割も期待されている。球団フロントが高額年俸を払ってでも再度、迎え入れたい理由はそこにあるのです」

 もちろん、実力は折り紙つきである。メジャーでは2015年から4年連続で2桁勝利をマークして、通算83勝。DeNAに所属した2023年は19試合の登板で10勝4敗と牽引した。昨年は投低打高のメキシカンリーグで10勝0敗、防御率2.48。年間最優秀投手に選出された。

「2023年の在籍時はデータの活用法をベイスターズのアナリストに開示し、アドバイスしていました。自費購入したハイスピードカメラをブルペンに置き、科学的な知見からスライダーやスプリットの変化量を分析。日本の公式球には早い段階でアジャストしました」(前出・球界関係者)

 昨年はセ・リーグ3位からCS、日本シリーズを勝ち進み、26年ぶりの日本一となったDeNA。今年はバウアーの力で27年ぶりのリーグ優勝と、2年連続の日本一を狙うことになる。

(佐藤実)

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