スポーツ
Posted on 2025年02月06日 05:58

あの「ジーコジャパン」元メンバーが明かす「なぜ負けたのか」ガチ分析と裏事情

2025年02月06日 05:58

 中田英寿と中村俊輔、稲本潤一、小野伸二ら「黄金の中盤」を擁して史上最強の呼び声が高く、好成績が期待されたジーコジャパン。しかし、2006年W杯ドイツ大会は2敗1分で、グループリーグ敗退という結果に終わった。

 その裏側を、出場メンバーだった茂庭照幸氏が、鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルで明らかにした。

 まずは代表メンバー決定事情から。茂庭氏は自身がメンバーに入るとは思っておらず、実際に名前が呼ばれることはなかった。しかし、田中誠が負傷でW杯出場を断念。茂庭氏が追加招集されることになったのである。どこでそれを聞いたのかというと、

「ハワイだよ。傷心旅行でチェックインして『酒飲むぞ』といって、深夜2時ぐらいまで飲んでいた。当時はガラケーで、着信履歴が20件ぐらいしか残らない。全部が強化部長とGKの土肥洋一さんからで、『俺、東京で絶対悪いことしてきた』と思った。まず土肥さんに電話したら『マコがケガした。ジーコがお前のこと呼んでるぞ』って。『日本中が茂庭と連絡がつかなくて大騒ぎになってるぞ』と(笑)」

 茂庭氏は直ちに強化部長に電話し、本当に追加招集されたことを知る。慌てて旅行をキャンセルして日本に帰ったのである。

 こうしていざW杯に挑んだのだが、残念な結果に終わる。茂庭氏はその原因として、経験不足を挙げた。

「フワフワしていた。それが経験不足なんだろうね。チームの雰囲気は悪くないんだよね。ただ、W杯で勝つチームがどういう雰囲気か、知らない。2002年のメンバーたちの雰囲気作りに付いていくしかない。でも少しギクシャクしている雰囲気があると、メディアからも(指摘が)あった。これ、どうするんだろう(と思った)。自分は年の近い人たちと過ごしていたけど、はたしてそれが正解だったのかわからない。経験がないから。それがモロに出た」

 さらにはこんな原因もあったというのだ。

「ピッチ内が仲良かった気がする。『ダメなものはダメと言い合えるか』といったら、そうではなかったのかなと思う。本気でぶつかり合って、ひとつのものを作る感じではなかった。あの当時に戻れるんだったら、チーム内に敵をたくさん作ってもいいから『ダメなものはダメ』『こういうふうに戦いましょう』というのを伝えた方がよかったかな」

 茂庭氏の助言を、次の大会で生かしてほしいものだ。

(鈴木誠)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/1/27発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク