スポーツ
Posted on 2025年02月06日 05:59

「やってやろうじゃないの」巨人・阿部監督を駆り立てた「歴代セ・リーグ新人監督に1年目からの連覇はない」

2025年02月06日 05:59

 巨人の歴史を振り返ると、新人監督として就任1年目で優勝に導いたのは、中島治康、川上哲治、藤田元司、原辰徳の4人。そして2年目はというと、藤田監督の2位が最高だ。つまり、新人監督の連覇はこれまでない、ということになる。そしてこれはセ・リーグ全体においても同じだという。

 この事実を踏まえて、阿部慎之助監督と野球解説者・高橋由伸氏による、YouTubeチャンネル「日テレスポーツ【公式】」でのやり取りを見てみよう。

阿部「去年は(監督に)なりたてで、しゃかりきにやるしかなかったんですけど、今年は落ち着いて『やってやろうじゃないの』っていうイメージです」

高橋「調べてみると、歴代セ・リーグの(新人)監督就任1年目からの連覇がないらしいの」

阿部「連覇がないと聞いたら、余計『やってやろうじゃないの』って思いますね。素晴らしい補強もしていただきましたし」

 昨年、15勝3敗でリーグ優勝に大きく貢献した菅野智之がオリオールズに移籍。その穴を埋めるべく、日米通算197勝の田中将大をはじじめ、中日時代に2回の最多セーブのタイトルを獲得したライデル・マルティネス、ソフトバンク正捕手・甲斐拓也を加入させた。攻撃面においても、新外国人トレイ・キャベッジという大砲候補が加わった。

 くだんの動画チャンネルにおいて、阿部監督は「書くんすか? 難しいなぁ…」と言いながら、開幕スタメンを「発表」。2番・吉川尚輝、3番・ヘルナンデス、4番・岡本和真、そして5番にキャベッジと明記している。

「岡本の後がやっぱり肝だったので。フタを開けてみないとわからない。日本のピッチャーのレベルの高さを痛感すると思いますよ」

 キャベッジには大きな期待を寄せるとともに、不安も覗かせる阿部監督だった。

 セ・リーグ新人監督初の偉業なるか。

(所ひで/ユーチューブライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/8/5発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク