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記事全文を読む→視界がぼやける・速度感が鈍る・記憶が欠落…JR中央線・総武線の運転士に謎のオカルト症候群「中電病」の奇々怪々
その「オカルト症候群」が報告されたのは2021年のことだった。
騒動の震源地は、首都圏を走るJR中央線・総武線各駅停車の運転業務を担当する「中野統括センター中野南乗務ユニット」。一部報道によれば、2021年以降、この中野南乗務ユニットに所属する運転士らが次々と謎の体調不良に襲われ、居眠りによるオーバーラン、途中駅での運転士の交代などのトラブルが、2024年にかけて40件以上も発生したというのだ。
運転士らが訴えた突発的な体調不良は「視界がぼやける」「運転中の速度感が鈍る」「意識が朦朧とする」「当時の記憶が曖昧ないしは欠落している」など、まさに奇々怪々。運転士らの様子を目撃した乗務員詰所の同僚からも「会話が噛み合わない」「目の焦点が合わず、うつろだった」「魂が抜けた人形のようだった」といった証言も飛び出した。
それだけではない。不思議なことに、同じくJR中央線・総武線各駅停車の運転業務を担当する「津田沼統括センター乗務ユニット」所属の運転士らによる体調不良の訴えは、ほぼ皆無。そのため、一連のオカルト症候群は、中野南乗務ユニット所属の運転士らに特有の「中電病(なかでんびょう)」と呼ばれてきたのである。
中電病騒動を取材してきた全国紙社会部記者が明かす。
「中野南乗務ユニットに所属する運転士からは『誰かが職場にあるポットのお湯に眠気を誘発する薬物を混入させたのではないか』という疑念の声が上がりました。ところがJR東日本が2024年の夏から実施した調査では、ポットの湯や水道水は異常なし。さらに詰所や仮眠室など、職場内の空気成分についても科学的な調査が行われましたが、いずれも異常は見つからなかったのです」
万策尽きたJR東日本は、中野統括センター構内にある古井戸のお祓いまで実施したが、その後も5件のトラブル事案が発生したという。全国紙社会部記者が続ける。
「結局、会社と労組は『運転士らの体調不良の原因は不明』という結論で一致。ただし、会社側が『原因は不明だが、事態は収束した』とする一方、労組側は『原因がわからない以上、事態は収束していない』として、会社側にさらなる対応を求めています」
ちなみに、これまた理由は不明だが、2024年10月以降、謎のトラブル事案は突如、発生しなくなったという。まさに「オカルト騒動」と言うほかない。
(石森巌)
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