スポーツ
Posted on 2025年04月03日 05:59

元サッカー日本代表・加地亮の「囚人みたい」な高校寮生活「先輩に風呂で…」

2025年04月03日 05:59

 高校の部活は、競技にかかわらず非常に厳しいものである。キツイ練習は当たり前で、中には理不尽なトレーニングも珍しくない。先輩後輩の上下関係は厳しく、のちに笑い話として語られることもある。

 サッカー元日本代表の加地亮氏もその例に漏れず、地獄の高校生活を送ったそうで、那須大亮氏のYouTubeチャンネルで、滝川第二高校での日々を語った。厳しい練習が行われていたのは間違いないが、加地氏は、

「トレーニングはほぼほぼ、覚えてない。トレーニング以外のことを覚えている」

 あまりに厳しすぎて思い出したくないのか、練習の記憶がないというのだ。ヘディングのしすぎで記憶力が衰えているのではないか、とも。

 その代わり、寮生活はしっかり覚えていた。寮に入って半年間はホームシックになり、

「1年生から3年生までの4人部屋で、3年生は神様。先輩の洗濯をしないといけないし、マッサージしないといけない。(3年生が)寝るまでマッサージする。寝てるかなと思って止めると、いやらしい先輩は『まだ起きてるで』。早く寝ろよ、と(思った)」

 毎週木曜日の朝には、いつもと違う役目があった。

「週の木曜日だけ、朝食がパンなんですよ。トースターがあまり台数がない。それを野球部、サッカー部、剣道部、卓球部で(奪い合う)。1年生は朝食が始まる前にトースターを取りに行かないといけない。なんか、そういう小さいことの積み重ね」

 サッカー強豪校とは思えない、トホホな任務である。そんな寮生活を、加地氏はこう喩えるのだった。

「俺ら、囚人みたい。9時になると部屋の前に全員が並んで、1年生が『0000号室、番号! 1、2、3、4…』みたいな。そういう規律がすごい」

 極め付きは風呂場でのルールだ。

「先輩が入ってきたら、湯船に浸かって先輩をずっと見るわけです。ボディタオルにボディウォッシュつけたら、サッと行って『お背中、お流しします』。先輩が『あー、いいよいいよ』ってなったら湯船に戻って。先輩が入ってきたら、風呂から出られない。のぼせる。絶対に入ってくるな、と思っていた」

 これには厳しさで有名な鹿児島実業高校出身の那須氏も、

「そうなんですか、伝統ですか」

 と驚愕するのだった。

 しかし、そんな高校生活はムダではなく、プロになってから気使いなどに役に立ったという。現在はこのような上下関係の厳しさは弱まっているが、それはいいことなのか悪いことなのか…。

(鈴木誠)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年09月13日 11:15

    近年のネット環境の充実によって、高い売り上げを誇る公営ギャンブル。メディアを下支えする団体としても大きな役割を担っているが、最近は風向きが変わり始めている。ギャンブルライターが現状を語る。「日本の公営ギャンブルは競馬(中央・地方)、競輪、ボ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年09月14日 13:30

    8カ月ぶりに帰ってきたバス旅で最も存在感を放ったのは、看板を背負う太川陽介ではなかった。「路線バスで鬼ごっこ~太川陽介から逃げ切れ~【茨城・水戸】」(テレビ東京系)が、9月12日午後6時30分から放送された。鬼チームは太川陽介、草薙航基、村...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク