スポーツ
Posted on 2025年04月07日 17:58

「世界的には大谷翔平よりも有名」と豪語した日本人F1ドライバーの「失速」

2025年04月07日 17:58

 レッドブル・角田裕毅はF1日本GP決勝で12位に終わった。レース前、Xでは「角田は大谷翔平よりもスゴイ」という「角田アゲ」が拡散していたが、結果的に「ノーポイント」に終わった。

「もっと上で予選を通過していれば当然、もっと上の順位でフィニッシュしていたと思う」

 角田はそう語り、15位で終わった予選を悔やんだが、1位の同僚マックス・フェルスタッペンから10位のハース・ベアマンまで、トップ10は全て予選と決勝の順位が同一で、下位からの逆転はほぼ不可能な状況だった。

 レースの舞台となった三重県鈴鹿サーキットは、1962年に建設されたかなり古い規格のため、幅員は10メートルから15メートルしかなく、現代の大型化したF1マシンでは並走するのも困難なほどだ。レースの見どころのひとつであるオーバーテイクがほとんど見られないレース展開に「worst circuit ever(史上最悪のサーキット)」のコメントが相次いだ。

 日本でのF1人気の始まりは、1983年からホンダがF1に復帰したことにある。その後、1987年に中嶋悟が日本人初のフルタイムF1ドライバーとしてデビューすると一気にブームが加速し、一時代を築いた。今でもF1ドライバーといえば中嶋、鈴木亜久里、片山右京らを思い浮かべる人は多く、今回の日本GPで始めて角田の名前を知った人もいるのではないか。

 現在、メジャーリーガーの数は1200人ほどいるが、F1ドライバーは全チーム合わせて20人しかいない。角田はレッドブル昇格前の昨年7月、

「世界的には大谷選手よりも、日本人F1ドライバーの方が有名です。結局、ヨーロッパで大谷選手はあまり知られていないですし、(人気が高いのは)日本やアメリカでのことだと思う」

 と自信満々に語り、野球ファンを怒らせている。

 角田にとって今年の日本GPは「大谷超え」を証明する絶好のチャンスだったが、残念ながら野球ファンを納得させることはできなかったのである。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年03月08日 08:00

    最近のカルチャーシーンにドーンと鎮座するものに「昭和レトロ」がある。とりわけ主婦層の間では昭和歌謡や復刻家電、駄菓子風スイーツなどがSNSで大きな話題となり、「推し活」の一環としてグッズを集める動きが拡大している。しかし同じ「昭和回帰」でも...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月09日 06:45

    例年よりも早い桜の便りが届いている、2026年の初春。東京では上野恩賜公園や代々木公園といった有名花見スポットは、記録的な円安で押し寄せたインバウンド客と、宴会制限が完全に撤廃された解放感に浸る日本人で、まさに足の踏み場もないカオス状態が予...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年03月11日 06:45

    スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/10発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク