フジテレビ社員ディレクターの格闘家・ウザ強ヨシヤが元K-1王者の朝久泰央とキックルールで対戦したが、ほとんど相手にならない完敗だった。逃げ回ったあげくに4度ダウンを奪われて、レフェリーストップ。
シロウト同然の実力でリングに上がったウザ強には、批判の声が浴びせられた。
今大会、ウザ強は就業規則違反によりフジテレビから出場許可が降りず、戒告処分を受けた。だが、会社の忠告を受け入れないどころか、無断でそのまま強行出場。試合後は「わがままで勝手なことをしている自覚がある。どんな対応をされても仕方がない。(解雇になったら)次の人生を考えるしかない」と話した。
クビをかけてまで戦ったウザ強だが、実は人生バラ色だという。フジテレビ局員が明かす。
「あいつは食品メーカー創業者の、茂木一族の息子です。祖父はフジテレビ監査役を務めたことのあるキッコーマン名誉会長の茂木友三郎氏、父は同社専務の茂木修氏です。フジテレビをクビになっても、食品関係の仕事に就くつもりのようです」
ウザ強は日本大学附属高校2年の時に、キックボクシングを始め、進学した日本大学に通いながらRIZINに参戦。RIZIN・11で海人と対戦し、2回KO負けした。「RIZIN平成最後のやれんのか」では白鳥大珠に、3回TKO負けしている。
「コネ入社が多いフジテレビですが、茂木本人も『そっち組』です。入社後も遅刻やポカばかり。会社の評価は高くないようです」(前出・フジテレビ局員)
ここからどのような道を進むというのか。
(田中晃)