橋本聖子をはじめとする元五輪選手もタレント候補の一端を担っている。今回の参院選ではシドニー五輪水泳の銀メダリストの中村真衣(45)が新潟選挙区(自民党)から出馬するが、いまひとつインパクトに欠ける。ならばアサ芸は、ランキング13位に躍進した浅田真央(34)に注目したい。
「真央さんは全国的な知名度があるからいいところまで行くでしょう。一方、舞さんだけだったら厳しい。この2人、単体だと普通なんですけど、姉妹で出馬となると話題になると思います。隣同士の選挙区でお互いに応援し合いながらなんて、より話題になりそうです」(城下氏)
選挙区は地元・名古屋が有力としても、カープ女子を名乗っていた姉の舞(36)は地の利を生かして広島という手もあるが。
「真央ちゃんの魅力は、会見で『トリプルアクセルにどんな言葉をかけたい?』という記者のトンデモ質問にも戸惑いながらも真摯に答えようとする真面目なところ。これに対し国会の質疑は事前に知らされているにもかかわらず、のらりくらり答えようともしない。真央ちゃん的な謙虚な姿勢が今の政治家には足りないと思う」(66歳・板前)
しかし、妹より姉を推すのは道頓堀プロレスリングアナのマグナム北斗氏だ。
「スケート競技の先輩・橋本聖子に口説かれるかもしれないけど、真央は出ないよ。議員よりアイスショーのほうが儲かるやん。それより姉の舞だよ。あの色気でオヤジだらけの国会にいたら議員たちメロメロやで。乳デカいし」
続けざまにマグナム氏は五輪スポーツ枠の有力メダリスト候補を名指しする。
「フジテレビにいるモーグルの里谷多英(48)ですよ。彼女の場合、万が一上納されそうになってもパワーではね返しそうだし、中居問題で傾いたフジに残ることはないだろうね。現役時代同様、議員になっても六本木のクラブで外国人の男の上に乗ってハッスルしてほしい。女子レスリングの吉田沙保里(42)にもオファーはありそう。でも、彼女は嫁に行きたいから断るでしょう。議員になったら結婚は遠のくし。野球の日本代表監督・井端弘和がタイプと公言してたことも好印象だよ」
五輪スポーツ系の候補は大物政治家の子飼いとなる陣笠議員になりやすいと大川総裁は解説する。
「国家予算をもらって競技してるわけだから従順にもなるよね。橋本聖子とか堀井学とか。まだ民間のタレントやヤンキー女優だった三原じゅん子のほうがマシ。三原は自分から野田聖子のところに行って議員になりたいって志願してるの。スカウトされたわけじゃない。だから大臣まで上り詰められるんだよ」
「顔はヤバイよ、ボディをやんな」のセリフどおりに戦略的だったのだ。