スポーツ
Posted on 2025年06月18日 17:59

「肝不全で急死」ミリオンヒットの増位山が断トツ!落合博満に具志堅用高…スポーツ界の「兼業歌手」たち

2025年06月18日 17:59

 元大関・二代目増位山大志郎(本名:沢田昇)さんが、肝不全のため死去した。76歳だった。

 昭和42年に初土俵を踏み、昭和45年の三月場所で新入幕を果たすと、昭和49年、横綱・北の富士から初金星(以降、輪島から3回。全部で4回)。小兵力士ながらも多彩なワザを武器に、昭和54年九月場所から翌55年一月場所まで3場所連続で技能賞を受賞する。

 千代の富士、貴ノ花、三重ノ海、隆の里といった名力士と熱戦を繰り広げ、昭和50年三月場所から新大関に昇進した。当時、史上初の「父子大関」を実現させたのである。

 現役時代からムード歌謡、演歌歌手としても活動しており、YouTubeチャンネル「日本相撲協会公式チャンネル」が増位山さんの悼特別動画を公開。歴戦の数々を当時のVTRで振り返った。すると「新潟ブルースは私のiPhoneに入っています。聴きながらあなたを偲びます」「冬子のブルース大好きです」など、歌手・増位山さんを偲ぶ声が出たのである。

 スポーツ選手の歌手デビューといえば、巨人・王貞治が本間千代子と「白いボール」(1977年)でデュエット。長嶋茂雄も「ZYYG,REV,ZARD&WANDS featuring 長嶋茂雄」として、シングル「果てしない夢を」(1993年)でゲストボーカルを担当している。この他にも野村克也、掛布雅之、星野仙一、落合博満など、プロ野球界には数多くの「歌手」がいる。

 ボクシング界では具志堅用高、ガッツ石松、そしてプロレスではアントニオ猪木、ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田といった超大物が名を連ねる。

 大ヒットという点では、増位山さんが断トツだ。3枚目のシングル「そんな夕子にほれました」(1974年)は120万枚のミリオンヒット。「そんな女のひとりごと」(1977年)は、さらに上をいく130万枚の売り上げを記録した。現役を退いた後は親方となって三保ケ関部屋を継承。歌手活動も続けていた。

 2022年12月に敗血症と診断されて療養。今年2月にはステージ復帰の計画もあったが、叶わなかった。天国でその美声を響かせてほしい。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年09月13日 11:15

    近年のネット環境の充実によって、高い売り上げを誇る公営ギャンブル。メディアを下支えする団体としても大きな役割を担っているが、最近は風向きが変わり始めている。ギャンブルライターが現状を語る。「日本の公営ギャンブルは競馬(中央・地方)、競輪、ボ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年09月14日 13:30

    8カ月ぶりに帰ってきたバス旅で最も存在感を放ったのは、看板を背負う太川陽介ではなかった。「路線バスで鬼ごっこ~太川陽介から逃げ切れ~【茨城・水戸】」(テレビ東京系)が、9月12日午後6時30分から放送された。鬼チームは太川陽介、草薙航基、村...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク