社会
Posted on 2025年07月27日 19:00

京都・錦市場に異変「観光客向けぼったくり価格」に地元民ソッポで「これはマズイ!」焦りの値下げ

2025年07月27日 19:00

 コロナ禍明け以降、京都ではインバウンドが急増。しかしその裏で、錦市場では長らく「観光客向けぼったくり価格」が横行していた。

 昨年までは、生牡蠣や海老の串焼きが1本1000円前後と、もはや高級店並み。地元客からは「もう錦には行かへん」と突き放す声が聞かれ、本来の「京の台所」たる姿とはかけ離れていた。

 ところがつい最近、そんな錦市場に異変が起きる。焼き牡蠣が700円、海老串は500円前後に値下げ。どうやら価格が現実的なものに戻りつつあるのだ。もちろん、和牛串2500円や焼き鳥1本1000円という強気の店は残っているが、全体的に「お値段見直しモード」に突入した様子である。

 これは大阪・黒門市場でも見られた現象だ。かつては「天下の台所」だったはずが、いつの間にか「外国人専用デパ地下」状態に。メロン1玉1万円、ウニ1貫1500円…。その結果、地元民が離れていき、ようやく「これはマズイ!」と目を覚ました店が、少しずつ地元回帰している。

 錦市場も同様に、観光客が戻っても「財布の紐は固い」現実を前に、店側が方針を見直し始めたとみられる。加えて、リピーターやSNSで情報収集する旅慣れた訪日客が増えたことで、「高すぎる」との声が拡散しやすくなったことが、背景にある。

 以前と比べて外国人観光は減少気味であり、地元民からは「昔の錦を取り戻してほしい」という声が上がる。

 インバウンドと地元民のバランスをどう取るかは、観光都市に共通する課題だ。錦市場が「良心価格」を取り戻し、本来の市場としての魅力を復活させられるか。様々な人が今後の動きに目を光らせている。

(京野歩夢)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年06月13日 15:00

    夏といえばそうめんと冷やし中華だが、中華料理チェーン「熱烈中華食堂日高屋」は6月12日から、夏季限定の新メニューを売り出した。「冷し担担麺」(750円)である。社内試食の段階でも人気が高かったという、冷たくて辛い、まさにこれからの季節にピッ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年06月15日 20:30

    女性タレントや女優を褒める際に「等身大」「サバサバしている」などという表現がよく使われる。「自分を飾ることがなく、細かいことにこだわらない」ことが同性に愛される大きな要素ということなのだろうが、私にはこれらの言葉がポジティブなこととして捉え...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年06月18日 20:00

    タレントのボビー・オロゴンこと近田ボビー容疑者が6月14日、知人女性に対する不同意性交の疑いで千葉県警に逮捕されたが、芸能記者はこんなことを言うのだ。「ボビー容疑者は自身の知名度を悪用しいろいろやらかしているが、表に出ているのは氷山の一角。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク