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記事全文を読む→琴勝峰、初優勝の余韻と秋場所の試練──「大豊時代」に割って入れるか?期待と不安が交錯
名古屋場所で安青錦との千秋楽を制し、13勝2敗で悲願の初優勝を果たした琴勝峰。相撲ファンの間では、大の里や豊昇龍が築く「大豊時代」に一石を投じた存在として歓迎されている。しかし、9月の秋場所では試練が待ち受けていると見る向きも少なくない。
相撲ライターは次のように語る。
「琴勝峰は名古屋場所前に太ももを痛め、稽古がままならなかったとされている。だが、それでもトレーニングによって体の張りは良く、場所が進むにつれて調子を上げていった。勢いも追い風になったのだろう」
だが、こうした“波に乗った優勝”が秋場所まで続くとは考えにくい。
秋場所では幕内上位に組まれるため、初日から横綱や関脇、小結といった三役陣との対戦が予想される。これは名古屋場所でエンジンがかかってから上位とぶつかっていった展開とはまったく事情が異なる。
同ライターはさらに懸念を示す。
「立ち上がりのコンディションが万全でない状態で、初日から三役と顔を合わせるのは大きなハードル。秋場所では白星を稼ぐどころか、全敗に近い成績で意気消沈するリスクもある」
もちろん、琴勝峰の持つポテンシャルは疑う余地がない。大の里と並ぶ体格を備えた素材であり、将来性は十分だ。
「琴勝峰が本物になるかどうかは、結局は本人の努力にかかっている。部屋に有能な親方がいても、それを活かせるかどうかも本人次第」と、ライターは厳しく指摘する。
初優勝という勲章を手にした今こそ、琴勝峰にとって真価が問われる時である。
(蓮見茂)
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