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「全ての運を使い果たせたらいいなと思うくらい、本当に今回はメダルを狙っている」
そんな気持ちで挑んだ8月1日の水泳世界選手権50メートル・バタフライの準決勝。しかし結果は25秒67で、全体11位。決勝へとコマを進めることができなかった競泳日本代表の池江璃花子は翌日、自身のインスタグラムに苦悩の心情を綴った。
〈考えても、願っても過去のことは変えられないから あんまり言いたくないけど 病気にさえなってなければ こんなに苦しむことはなかったのかなって ずっと考えて来たこの数年間、そして今日〉
だが、その勇姿にファンやフォロワーからは、多くのねぎらいとエールが送られる。
〈病気になった後に世界水泳に出られるなんて、努力の証はリスペクトでしかない〉
〈姿を見るだけで涙が出るほど尊敬している〉
池江は2016年のリオ五輪に、日本代表として16歳で出場。数々の日本記録を打ち立て、日本の水泳界を担う逸材と期待された。ところが2019年に突然、白血病を公表。日本中に衝撃が走った。
そんな状況下、桜田義孝五輪担当相が記者団の質問に対し、
「金メダル候補で、日本が本当に期待している選手なので、ガッカリしている。早く治療に専念して頑張ってもらいたい。また元気な姿を見たい。1人リードする選手がいると、みんなつられて全体が盛り上がるので、その盛り上がりが若干、下火にならないか心配している」
この発言が新聞やテレビ等で取り上げられると、大炎上。慌てた桜田氏は翌日の予算委員会で、こう弁明した。
「金メダルが期待されており、本人もトレーニングに励んでいると聞く中で、突然の話にショックを受け、率直に残念である旨の発言をした」
「がっかり」「盛り上がりが若干、下火にならないか心配だ」との部分を撤回したものの、野党の批判は収まらない。
「選手というのはメダルを獲るためだけの駒なのか。あなたができる責任の取り方は、直ちに今、辞めることです。それ以外ない」
確かにこの2つの表現が「配慮に欠ける言葉」だったことは間違いなかろう。しかしその後、メディアに掲載された記者団とのやり取り全文を読むと、その部分だけが切り取られ、大々的に報じられた、という印象は否めない。というのもこの桜田氏、五輪担当大臣就任の際には、
「なぜ五輪相に選ばれたのかわかりません」
と言い放ち、サイバーセキュリティー戦略担当大臣を兼務するも、
「パソコンとか、そういうものはいじったことがない」
と平然と言ってのける人物なのだ。珍答弁連発で、メディアからはすっかり「政界のお笑いキャラ」的扱いにされていたのである。
そんなこともあっての「発言切り取り⇒袋叩き」となったようだが、閣僚としての威厳や品格のなさを改めて世間に知らしめる「大問題発言」だったことは確かである。
(山川敦司)
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