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記事全文を読む→「あんぱん」にアサ芸の伝説的連載漫画登場!」小島功とやなせたかしの友情物語
ほんの一瞬だったが、8月11日のNHK朝ドラ「あんぱん」のワンシーンを本誌は見逃さなかった。画面に映っていたのは、2014年まで週刊アサヒ芸能に連載されていた小島功氏の漫画「仙人部落」だ。なのに、作中では「小島功」が「大島コオ」となり、「アサ芸」が「月刊朝霧」として登場している。公共放送がウソを垂れ流していいのかと怒るのはヤボというものだ。何せ小島氏と同ドラマの柳井嵩のモデル、やなせたかし氏との友情は本物なのだから‥‥。
「小島先生はとにかくお酒が大好きな人。原稿を取りに来た編集者たちと毎晩のように銀座の街に繰り出していました。一方で、やなせ先生はまったくお酒を飲みません。それでも、不思議と2人はウマが合っていたようなんです」
こう振り返るのは、小島氏の生前にマネージャーを務めていた「株式会社コオプロ」の小川丈司取締役である。劇中の昭和中期は、漫画家たちがグループを作り、請け負った仕事をメンバーに割り振るのが一般的だった。1947年に若かりし小島氏も同志たちと「独立漫画派」(作中では「独創漫画派」)を設立。のちにやなせ氏も加入した。
「基本的に小島先生は大人向け、やなせ先生は子供向けとフィールドが大きく違いました。それでも、お互いにリスペクトしていました。やなせ先生がアニメ『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)で大ブレイクしたのが69歳。残念ながら、やなせ先生の奥さんはその5年後に亡くなってしまいますが、小島先生はやなせ先生を励ますために、『売れっ子でもカネの使い道がないだろう? 俺が使うから持ってこいよ』なんてジョークを飛ばすことも。一応、やなせ先生のほうが年上なんですけど、最後までフラットな関係でしたね」(前出・小川氏)
言葉尻だけとらえると粗暴な言動に映るかもしれないが、戦後の漫画史を生きた2人の間には、独特なユーモラスな空気が漂っていたようだ。
それゆえか、いくつも共通点がある。特筆すべきは小島氏が87歳、やなせ氏が94歳と2人とも長寿を全うした点だ。漫画家のウノ・カマキリ氏が語る。
「2人とも昼間に仕事をするので有名でした。昭和の売れっ子漫画家の働き方は“夜型”が主流。昼夜逆転していたような先生のほとんどが、70歳までに亡くなられている印象です。2人とも昼間に働いて、夜はリフレッシュしていたのでしょう。ちなみに、小島先生も酒とタバコは大量に嗜んでいましたけど、晩年は、飲むお酒を紹興酒に変えたり、アテをほとんど口にしなかったりと健康にも気を遣っていました」
さらに、漫画内に身内をモデルにしたキャラクターを登場させたのも同じ。
「アンパンマンに登場するドキンちゃんのモデルは、やなせ先生の奥さんだと言われていますが、『仙人部落』に登場するグラマーな女性のモデルも小島先生の奥さんなのは間違いありません。というのも、スタイルがとにかくグラマラスだったんですから。小島先生は『たまたま似たのと結婚したんだよ!』と認めてはくれませんでしたけど(笑)」(前出・小川氏)
のちに日本漫画家協会の理事長をともに歴任。そんな2人の関係性がドラマでどこまで描かれるのか、注目したい。
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