スポーツ

ヤンキースGM特別顧問に就任した松井秀喜に原監督が負け惜しみ(2)松井の心は巨人にあらず

20150402l

 どこか“負け惜しみ”に聞こえなくもないが‥‥。読売グループ関係者は次のように補足する。

「そもそも原さんは昔からの“ゴジラ嫌い”。第一次政権時の02年オフ、当時チームの主砲だった松井に土下座せんばかりの勢いで残留要請をしながらもFA宣言されてヤンキースへ移籍されたことをいまだ根に持っていますからね。その一方で、松井が帰国した際に何度か開かれた会食の席で原さんが『ゴジ、やってくれないか』と口にしていたのは、ナベツネさんや他の幹部たちが松井をあまりにプッシュするものだから、しかたなく動いていたんですよ。でも、なかなか松井はクビを縦に振ろうとはしなかった。イライラの爆発寸前に松井がヤンキースをチョイスしたのだから、原さんとしてはとんだ赤っ恥をかかされたわけです」

 松井氏が宮崎キャンプの視察に訪れた際も原監督はほとんど口をきかなかったという。

「松井は中畑監督からのしつこすぎる要請を受けてDeNAのキャンプ視察を決意しましたが、カドが立たないようにするため巨人にも顔を出した。“ついでに”来たことに原さんは大層ご立腹だったようです。チーム内で原さんは側近に『ゴジは(巨人の監督に)適任じゃないよ』と本音を漏らしているほどだといいます」(別の球団関係者)

 原監督と松井氏とのミゾは相当に深まっていると見て間違いないだろう。 一方の松井氏も“心は巨人にあらず”のようである。それが証拠に今年の宮崎キャンプで巨人チーム関係者の一人は松井氏から、

「次期監督はヨシノブでいいでしょう」

 と発せられた言葉をしっかりと耳にしていたという。同関係者は、

「今考えれば、もうこの時点で松井はヤンキースのオファーを受けるつもりでいたのだろう。あれはもう紛れもない本音」

 と振り返った。

 偶然にして開幕直前のチーム状況は芳しくないが、原監督には松井氏の力を借りようなどとは金輪際、考えもしないのだろう。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
4
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
5
「これは…何をやってるんですかね」解説者がア然となった「9回二死満塁で投手前バント」中日選手の「超奇策」