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記事全文を読む→【阪神】「僕が貢献できたのは…」矢野燿大が2020年「神ドラフト」を振り返った先見の明
阪神の2020年ドラフトは「神ドラフト」と呼ばれている。このドラフトで指名されたのは育成を含めて9選手。1位・佐藤輝明、2位・伊藤将司、3位・佐藤蓮、4位・榮枝裕貴、5位・村上頌樹、6位・中野拓夢、7位・髙寺望夢、8位・石井大智、育成・岩田将貴(現DeNA)。
そのうち佐藤輝、伊藤将、中野が1年目から活躍。5位の村上は23年から頭角を現し、今やエースに成長。8位の石井は中継ぎとして連続試合無失点のプロ野球記録を樹立。先日、セ・リーグ優勝を果たした際には、実に7人が1軍登録され戦力となっていた。
そんな神ドラフトについて当時の監督、矢野燿大氏が裏話を明かしたのが、9月12日更新のYouTubeチャンネル「スポーツナビ 野球チャンネル」。矢野氏は阪神OB下柳剛氏と対談し、その中で20年ドラフトに言及した。
「例えば中野にしても、あのときの評価では3位(まで)ではないですね、肩と強さでは落ちる。パワーがあまりない。でも僕は、中野は、体は小さいけどインサイドを引っ張れるし、こいつのバッティングすごいなと思って」と回想。
さらに「石井も背は低いけど真っ直ぐはしっかり叩けるとか、何か足りない部分があるけど、これがいいものあるよというのが、下位では大事になってくる。村上もケガをしていましたけど、素材的にはめちゃくちゃいいと思ったので、下位で獲れた選手も機能している」と語った。
20年はドラフト候補が豊作の年で、楽天・早川隆久やDeNA牧秀悟など現在、各球団の主力として活躍する選手が多い。
矢野氏は「俺が貢献できたのは佐藤輝をくじで当てられたというのと、5位、6位、8位(を強く推したこと)かな。高寺に関してはスカウトの方がむちゃくちゃ評価してくれていた。左ピッチャーがどうしても欲しかったので、即戦力という評価のうえで、伊藤将司を上にしていた。前もって描いたドラフトをそのままできた年」と振り返った。
今季の史上最速リーグ優勝には矢野氏、その前の金本知憲監督時代から始まった自前選手の獲得・育成の方針が実を結んでいるとの指摘は多い。今年で7年連続Aクラス、そのうち23年と今年は優勝。いよいよタイガースの黄金時代の到来かもしれない。
(鈴木十朗)
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