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記事全文を読む→「明日も勝つ!」新庄剛志監督も痛い目に遭ったプロ野球「呪いのワード」実際の勝率を調べてみると…
現役時代、“記録より記憶に残る選手”だった北海道日本ハムの新庄剛志監督。その名場面は数多くあるが、なかでも象徴的なシーンの一つが阪神時代の1999年6月12日、本拠地甲子園での対巨人戦だろう。
同点で迎えた延長12回裏、相手は当時の巨人の抑えのエース槙原寛己氏。敬遠のボールを三遊間にサヨナラヒットを放ったが、もう1つの名場面は試合後のヒーローインタビュー。新庄監督は「明日も勝つ!」と声高らかに叫んだが、首位だったが翌週には陥落している。
そして、新庄監督は同年9月12日の対巨人戦でも本塁打を放ち、試合後にお立ち台で同じセリフを口にしたが、阪神はここから球団ワーストの12連敗。終わってみれば最下位と暗黒時代の定位置に終わっている。
この2つの事例からプロ野球界では「ヒーローインタビューでの『明日も勝つ!』は禁句」という風潮が流れているが、試合直後、それも活躍した選手であればアドレナリンが出まくっており、テンションが高い。そのため、これ以降も同じ言葉をつい口にしてしまう選手は少なくない。一方で球界のみならずネット上でも“呪い”のような扱いを受けているわけだが、実際のところはどうなのだろうか?
これについて検証しているネットのまとめサイトもあるが、新庄監督の事例以降、少なくともNPBではヒーローインタビューでの「明日も勝つ!」発言が少なくとも約50事例存在。その後のチームの勝ち負けについて調べてみると、やや負け越してはいたもののほぼ5割に近く、少なくとも禁句や呪いと言われるほど大きく負け越してはいなかった。
「単なる結果論に過ぎず、直接的な因果関係は当然ありません。ただ、プロ野球界はゲン担ぎを行う選手や監督・コーチは多い。球団として禁句にしているとの話は聞きませんが、冗談交じりにヒーローインタビューで間違っても『明日も勝つ!』とか言うなよ、みたいなやりとりはあるみたいです」(スポーツ紙記者)
もしこの言葉を口にして、優勝やCS進出を逃せば戦犯にされかねない。すでにシーズンも終盤のため、パ・リーグの優勝争いをひり広げるソフトバンクと日本ハムの選手は注意したほうがよさそうだ。
(滝川与一)
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