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記事全文を読む→【実演映像】飼い主はキッチリ覚えておくべし!猫の心肺蘇生法「横向きにして」「心臓マッサージと人工呼吸の正しい手順」
8月8日に公開した本サイト記事〈「新宿にゃあ博」に出店!猫と暮らして40年「にゃなかタウン」を運営する女優・川上麻衣子の「下町ねこライフ」〉で、川上麻衣子さんの猫活動を紹介した。そこで触れた仮想空間「にゃなかタウン」を舞台にしたBS11「にゃなか放送局」の「ネコまちジャーナル」が9月24日に放送された。これはいわば、ねこ専門の情報番組だ(写真=©BS11)。
民放バラエティー番組では「かわいい」をコンセプトに、様々な番組が放送されているが、これはネコに密着したあらゆる情報を盛り込んだものだ。ある時、「猫を飼っている人はリテラシーが低い」と聞いてショックを受けたが、その後、それも一理あると思い始めた。猫の情報は確かに進化していない。猫を飼う人が増えているのに、テレビもSNSも「かわいい」というコンセプから抜け出しているとは思えないからだ。
その点、「ネコまちジャーナル」は猫や、猫を飼っている人に密着、寄り添った情報を取り上げている。テーマは「猫と人が心地よく暮らす情報を伝えるニュ―ス番組」。今後の放送は不明だが、続いてほしいと思う。
MCは川上さんと清水伸さんの2人。番組の簡単な紹介後、ラインナップの「HEADLINE CAT NEWS」が映し出された。情報番組の猫版らしい。この日は「新しい家族を見つける〝保護猫譲渡会″」「おなかの健康に!猫用サプリメント」「猫と暮らせる物件あります〝しっぽ不動産″」「特集 能登の猫たちの現場から」「緊急時の備え〝猫の心肺蘇生法″」の5項目が並んだ。
保護猫譲渡会はよく取り上げられるテーマだが、情緒的で過剰気味な演出が多い。できればありのままに徹してほしいと思うことがしばしばだが、番組ではその点、フラットに紹介していて好感が持てた。
実用的なのは「しっぽ不動産」と「心肺蘇生法」だろう。
「しっぽ不動産」は保護猫団体「東京キャットガーディアン」が運営し、ペット可から一歩進んだペットウェルカム物件を紹介している。東京・葛飾区の猫トイレ収納スペースがある1K7.2万円の物件、獣医師監修物件、さらに猫付きのシェアハウスなどが紹介された。
これは覚えておかなくては、と思ったのは「心肺蘇生法」で、瀕死の猫への心臓マッサージなどを実演していた。それを見て、2021年にガンで死んだ我が家の猫「ジュテ」を思い出した。唇が動かなくなった瞬間、お世話になっている動物病院に電話をかけると、「心臓マッサージはできませんか」と言われた。しかし、こちらは気が動顛している。そもそも猫の心臓マッサージなんて初耳。そもそもジュテの小さな胸を強く押す気には、とてもなれない。
結局、ジュテはそのまま逝ってしまったが、あの時の動物病院の先生の言葉を今も鮮明に思い出す。番組を見て「これは覚えておこう」と即決した。
登場したのは一般社団法人日本ペットBLS防災学会の山本大樹代表理事。猫の心肺蘇生法にはきちんとしたガイドラインがあり、ぬいぐるみを使って具体的な蘇生法を紹介した。
①猫は横向きで、背中側を自分の方向に
②反応と呼吸があるかを確認
これにはいろんな手順がある。反応と呼吸があるかどうかを確かめるために声をかけ、手を叩き、足先、肉球を爪で刺激する。目や口元、しっぽが動くかを確認。呼吸があるか、胸の上下運動を確認する。手を胸に置いて上がり下がりを確認する。
③反応がない場合は心臓マッサージを行う
これには心臓の位置を確認すること。横にした猫の天井側の手をお腹の方に曲げ、肘が胸についた場所から背中側に自分の爪1枚分ほどが、心臓の真上だという。そして心臓の真上に親指が来るように、お腹側から手を差し込む。片方の手で背中を固定する。体の厚みの3分の1から2分の1を圧迫する。速さは1分間に100~120回程度。揉んだら戻すことの繰り返しを、30回続ける。
人工呼吸もやる。人間とは違ってマウス⇒マウスではなく、マウス⇒ノーズで口から鼻に吹き込む。口をしっかり閉じて上向きに気道を確保し、鼻に息を1秒に2回吹き込む。
その処置が終わったら、病院に連れていく。
こんな具体的な対処法をテレビで見たのは初めてだ。とてもためになった。次回を楽しみにしている。
(峯田淳/コラムニスト)
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