社会
Posted on 2025年11月30日 10:00

〈アサ芸恒例1000人アンケート〉47都道府県「俺たちのアツアツおでん」総選挙(1)消化不良を防いでくれる大根

2025年11月30日 10:00

 秋をまたいで、足早に冬将軍がやってきた。こんな夜は、屋台おでんが俺を呼んでいる。アツアツのままフハフハするもよし、シミシミのをホグホグするのもオツなもの。しばれる北風などなんのその! 今こそ喰らいたい国民食「おでん」をアサ芸恒例1000人アンケートで完全ランキングする!

 暑かった夏が嘘のよう。木枯らしとともに冬の風物詩・おでんの季節がやって来た。

 食品メーカーの紀文食品「紀文・鍋白書データ」によると、調査を始めた1997年以降、「鍋料理出現率ランキング」ではなんと昨年まで、連続1位を達成。もはやおでんは、日本の国民食と言って過言ではない。

 日本おでん協会代表の鈴木ひろみつ氏は、こう胸を張る。

「『出汁』ひとつ取っても、日本列島を北から南の順に昆布、カツオからアゴ(トビウオ)、焼きアゴまで、実にさまざま。しかも、地元の具材を使ったバリエーション豊富な『おでん』という“鍋メニュー”は、日本が世界に誇るグローバルにしてローカルな『具(グ)ローカル』フードであり、人々に密着した食文化といえます。世界文化遺産に登録されても不思議ではありません!」

 そこでアサ芸は、恒例1000人アンケートで、おでんの人気の具材を緊急調査してみた。

 他の追随を許さないぶっちぎり大差での2トップとなったのが、1位の「大根」と2位の「玉子」だった。

「頬張った瞬間に口の中に広がる出汁の味がなんともたまらない」(58歳・京都)

「おかずにもなるし、お酒のつまみにもなる。大根のいちばんうまい食べ方はおでん」(47歳・千葉)

「大根は、言ってみれば寿司屋にとっての卵焼きみたいなもの。芯までじんわり出汁がしみ込んでいれば良店」(53歳・東京)

 欠くことのできない具材として、圧倒的な支持が寄せられたのだ。ちなみに、日の目を見ない役者のことを“大根役者”と呼ぶのも、食べても当たらないところから来ている。

 大根には栄養素以外にジアスターゼという消化酵素が含まれており、消化不良を防ぐ働きがあるため胃薬いらずというから、ありがたや。

 大根が最もおいしいのは12月から2月。夏場の大根は繊維が太くて少ないからイマイチ大味。それに比べて、冬大根は繊維が細くて多いからよりうまみも増す。なんて、うんちくを垂れながら食すのもまたオツなもの。

 大根が東の横綱なら、西の横綱に当たるのが「玉子」。一見なんの変哲もない「玉子」が、なぜ高位まで上り詰めたのか。

「出汁が黄身までしっかりしみて、食感もまろやか」(43歳・北海道)

「出汁と玉子の相性が抜群にいい」(52歳・岐阜)

「最初は固茹でを1つ。次に半熟をもう1つ。最後にトロっとした黄身を出汁に溶かしてズズズといく」(62歳・鹿児島)

 徹頭徹尾玉子オンリー。まさに“玉子道”一直線を押し通す猛者までいた。その偏愛ぶりや恐るべし!

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