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記事全文を読む→たった5500円で自分が命名した特別列車を走らせる「岐阜・明智鉄道」の画期的サービス「車内アナウンス」も…
野球場やサッカー場といった大型施設ではすっかり当たり前になった、ネーミングライツ。実は鉄道業界にも正規の駅名とは別に、各駅の愛称を命名できる権利が存在する。
駅名標への表記や車内アナウンスは銚子電鉄(千葉)や天竜浜名湖鉄道(静岡)、肥薩おれんじ鉄道(熊本・鹿児島)など地方の鉄道会社では広く行われている。
とはいえ、ネーミングライツの契約期間は長期に及ぶ。ドーム球場などに比べれば鉄道の命名権料は安いが、個人が気軽に払えるような額ではなく、基本的に企業向けのものになっているのが現状だ。
ただし、鉄道会社によっては個々の列車のネーミングライツを販売するところがある。こちら命名期間が1往復の運行分など、かなり限定的になっていることもあり、個人でも出せる値段に設定されている。
岐阜県東部の恵那~明智の25.1キロを結ぶ、第三セクターの明智鉄道は、同様の取り組みを行う鉄道会社のひとつだが、驚くのはその料金。なんと1往復5500円というお手頃すぎる金額になっているのだ。
これは10年以上前から行っていることで、鉄道ファンの間では知る人ぞ知る存在。「祝 卒業おめでとう特急〇〇号」「〇〇さん××さん ご結婚おめでとう号」など、個人名をつけるケースが多く、各駅列車ながら「特急」と入れるのもOKだ。命名した愛称が入ったヘッドマークが付けられ、運行中は運転士がその列車愛称でアナウンスをしてくれる。
明智鉄道では平日の運行に限り、ネーミングライツ利用者(1組5名まで)が1100円で、普段は関係者以外が立入禁止の車庫見学のほか、車掌体験ができる約30分のバックヤードツアーをオプションとして用意。
最近は多くの鉄道会社でこうしたツアーが企画されているが、列車命名権料と合わせても、実にお得な料金となっているのは間違いない。
自分が名付けた列車を走らせてみたい人、あるいはオプション目当ての人を含め、良心的かつお得なサービスなのである。
(高島昌俊)
アサ芸チョイス
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