スポーツ
Posted on 2026年01月15日 11:15

大相撲初場所「横綱2連続撃破」で「時給27億7000万円」の義ノ富士につきまとう「白鵬の亡霊」

2026年01月15日 11:15

 開催中の大相撲初場所(両国国技館)を席巻する、不穏なモノがある。相撲協会関係者の間で困惑の声が広がっているのは「白鵬の亡霊」に対してだ。

 といってももちろん、元横綱があの世にいってしまったわけではない。「白鵬の亡霊」とは西前頭筆頭・義ノ富士(伊勢ヶ浜)のことだ。義ノ富士は4日目(1月14日)の結びの一番で横綱・大の里(二所ノ関)を上手投げで破り、3日目の横綱・豊昇龍(立浪)戦に続き、2日連続の金星を手にした。
 その懸賞金だけでも大の里戦が上限の61本、豊昇龍戦でも50本となり、手取りだけで666万円。2番の取り組み時間の合計がわずか8.6秒ということを考えれば、時給換算では約27億7000万円余りとなり、時給2364万円といわれるドジャース・大谷翔平をはるかに凌ぐ荒稼ぎだ。

 義ノ富士は父・信一さんが元競輪のA級選手。親戚にも6人の競輪選手がおり、父のいとこには元S級で通算195勝をマークした森内章之さんがいるスポーツ一家。そして実は入門時に、秘かな話題になっていたことがある。義ノ富士は日本大学時代に学生横綱など、全部で9個の個人タイトルを手にし、元横綱・白鵬が師匠の宮城野部屋への入門が決まっていたことだ。

 ところが入門直前に、弟子の暴力事件で宮城野部屋が閉鎖。急遽、転属先となった伊勢ヶ浜部屋に入門することになった。その後、相撲協会のトラブルにより、師匠は退職したが、本来は宮城野部屋の力士として活躍していたことになる。スポーツ紙大相撲担当記者はこう話す。
「確かに入門当時の先代・伊勢ヶ浜親方(現・宮城野親方)や、現在の伊勢ヶ浜親方(元横綱・照ノ富士)の指導力はあるでしょうが、もともとは白鵬が口説いて角界入りさせた力士ですからね。白鵬がいなければ、伊勢ヶ浜部屋に来ることはなかった。ある意味、今の義ノ富士があるのは、白鵬のおかげというわけです」

 順調に出世街道をひた走る義ノ富士をめぐっては、コトあるごとに白鵬の名前が出てくる。これに眉を潜める相撲協会関係者は多いのだ。前出の大相撲担当記者は、
「白鵬を退職に追い込んだ八角理事長(元横綱・北勝海)と執行部の中には、今だに白鵬に対する嫌悪感がある人間がいる。大っぴらには口にしませんが『白鵬がスカウトした力士』と騒がれるのは面白くないですよ」

 今後、義ノ富士が活躍すればするほど、「白鵬の亡霊」の波紋は広がっていく。

(阿部勝彦)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/1/13発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク