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記事全文を読む→神戸山口組・井上組長「邸宅没収」の受難(2)竹内若頭が外交の先頭に立った
先のジャーナリストが、今後の展開を予測する。
「発砲事件や放火事件も起きた元組長の自宅、といういわくつきの物件だけに、一般の購入者が現れるのか、という問題もありますし、仮に入札された場合でも競売物件は退去までには6カ月の猶予期間があるため、直ちに井上組長が追い出される、というわけではありません。井上組長の関係者が購入し、そのまま住み続けられる、ということも考えられなくはないでしょう」
分裂当初に神戸山口組本部に認定されていた兵庫県淡路市の傘下組織・俠友会本部は使用差し止め処分を受けたのち、淡路市が土地と建物を購入した経緯がある。最終的にそうした自治体の介入で邸宅が完全没収される、などということもあるのだろうか。いずれにしても、業界中が事の顚末に注目しているのだ。
井上組長の受難という状況下で、六代目山口組は親戚友好団体との連携強化に乗り出していた。2月20日には、稲川会(東京・内堀和也会長)の横浜市内施設、通称・稲川会館で、松葉会(東京・伊藤芳将会長)とともに、年3回開かれる恒例の「三社親睦会」に最高幹部が出席した。
当日の午前11時半、名古屋から新幹線で移動してきた竹内照明若頭(四代目弘道会総裁)が、会場の最寄駅である新横浜駅で降車。すでに同駅に到着していた会合の出席メンバー、山下昇本部長(極粋会会長)、佐藤光男若頭補佐(落合金町連合会長)、杉山志津雄幹部(三代目愛桜会会長)らが出迎える中、同駅からそろって会場に向かった。
今回のホスト役である稲川会の出席メンバーは貞方留義理事長(三代目埋地一家総長)を筆頭に、池田龍治総本部本部長(十二代目小金井一家総長)、沖勝彦懲罰委員長(二代目山瀬一家総長)、工藤巧統括委員長(九代目八木田一家総長)の最高幹部の面々で、直参らとともに会場で客人を迎える準備を整えていた。六代目山口組一行の到着の直前、稲川会館に松葉会一行が現れた。関孝司理事長(助川一家七代目総長)、郡司東光本部長(鯉淵一家十三代目総長)、佐竹常機総本部局長(佐竹一家初代総長)、前原光吉執行部理事(出羽屋一家八代目総長)が歓待を受け、会場内に入る。ほどなくして六代目山口組一行が到着し、親睦会がスタートしたのだ。
時計の針が12時半を指そうかという頃、会食を終えた出席者が退出を始める。竹内若頭や関理事長は笑みを浮かべ、稲川会最高幹部らと談笑しながら、それぞれの送迎車に乗り込んだ。その様子からは、3組織の友誼がまたひとつ深まったことが感じ取れた。
そして六代目山口組の平和外交はこの日だけにとどまらず、3月に入って早々に動きを見せたのだった。
アサ芸チョイス
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