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記事全文を読む→六代目山口組が「全面バックアップ」“東声会”「継承劇」の舞台裏(1)山口組系出身の新会長が誕生
山口組と半世紀以上にわたって親戚関係にある関東の組織で代替わりがあり、六代目山口組系出身の新当代となった。盃儀式は山口組直系組織本部で行われ、襲名披露でも山口組直参が付き添う「全面バックアップ」をしてみせた。本誌は儀式当日からの数日間に密着。この「継承劇」の舞台裏に迫った!
3月17日の大安吉日、都内台東区にある六代目山口組(司忍組長)の直系組織本部では、慌ただしく組員が出入りしていた。この日、ここ落合金町連合(会長=佐藤光男若頭補佐)本部で山口組の親戚団体である東声会(東京)の代目継承盃が開かれたのだ。
今から思えば、昨年10月の出来事は予兆だった。六代目山口組直系の四代目弘道会(会長=野内正博幹部)若頭補佐である小澤組・小澤達夫組長が東声会・早野泰会長から舎弟盃を受け、小澤組ごと東声会へと移籍したのだ。あれから約5カ月を経て、早野会長から小澤会長へと跡目が譲られることが決定。関東の名門組織の当代に六代目山口組系出身の親分が就くことになったのだ。
その継承式典の式場には続々と列席者が入っていく。列席者の大半が入ったと思われた午前10時頃、
「お見えになりました!」
という組員の声とともに、高級車両が本部前に横づけされる。新生・東声会の後見人となる六代目山口組・竹内照明若頭(四代目弘道会総裁)が到着したのだ。新幹線で上京した竹内若頭を駅まで出迎えに行った野内幹部とともに車両から降り立ち、足早に本部内へと歩を進めていく。程なくして盃儀式が始まった。
後の取材で、本部内ではまず東声会会長の継承盃儀式が執り行われたことがわかった。その儀式を見守る列席者の多くが六代目山口組の直参たちだった。取持人を佐藤若頭補佐、検分役を竹嶋利王幹部(二代目良知組組長)と野内幹部が務め、見届人として四代目益田組・水島秀章組長らが参列。媒酌人の二代目浜尾組・浜田重正組長の進行で儀式は滞りなく進み、早野会長から小澤会長へと組織が受け継がれた。
午前11時頃からは、新たに東声会トップとなった小澤会長と東声会組員との血縁固めを行う「盃直し儀式」へと移ったという。兄舎弟縁組盃、親子縁組盃の順に執り行われ、約20名の組員が小澤会長と縁を結んだ。
その後、会場では祝宴が催された。午後1時頃、盃儀式と祝宴を終えた列席者が退出し始める。竹内若頭と野内幹部が帰路に就いたのを機に、続々と六代目山口組直参衆が本部をあとにしていく。
小澤会長はすべての列席者を見送り、
「今日はありがとうございました」
と一人ひとりに礼の言葉を述べていた。
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