スポーツ
Posted on 2026年04月10日 07:00

カブス・今永昇太の復活のカギを握るのは「球速問題」かもしれない

2026年04月10日 07:00

 本拠地でのパイレーツ戦(日本時間4月11日)に今季3度目の先発登板が予定されている今永昇太の復活のカギは、球速アップだという。

 15勝した一昨年に比べ、昨年はシーズン後半に打ち込まれるシーンが続いた。そのことで契約の見直しがあり、一度はFAという立場になった。結局は球団側が提示したクオリファイング・オファーを受け入れて、1年契約でのカブス残留となったが、今季復活しなければ、野球人生は大きな転換を余儀なくされるかもしれない。

 今永も置かれている立場を理解して3月のWBC招集を辞退し、トレーニングに励んできた。メジャーリーグを取材をするスポーツライターはこう話す。
「とにかく昨年は、武器だった高めのストレートの精度がね…。回転数、球速とも、かなり落ちていましたから。自主トレ、キャンプではそのあたりを念頭に置いて、すでにシーズン終了後から着手していた、との話もありますよ」

 メジャーリーグ公式サイト「MLB.com」は今年1月20日に「2026年、立て直しの条件」なるニュースを配信。「今永はカブスが2020年以来となる地区優勝を狙う上で、復調が強く期待される重要な存在」と評すると同時に、1年目と2年目のデータを比較。「フライボールを減らすこと」「空振りを増やすこと」と注文を付けた。
 そしてそれらのベースとなる球威について「2024年の速球を取り戻すこと」としている。

オープン戦での「最速」を再現できるか

「MLB.com」は「今永の速球の平均球速は2024年の91.7マイルから、2025年には90.8マイルへと低下した。もともと球速がない投手にとっては、この下落がより大きな影響を及ぼした」と説明している。さらには球速減がスプリットにも悪影響を与えた可能性がある、とも指摘した。

 開幕直後のカブスは鈴木誠也の出遅れなどもあり、ナ・リーグ中地区でブリュワーズの後塵を排しているだけに、今永の復調はチームにとっては必要不可欠。前出のスポーツライターは、
「2月のオープン戦では最速94.1マイル(151.1キロ)を記録した。その球速が公式戦でどれだけ投げ込めるかですね」

 3年目の今季はこれまで2試合に登板して勝ち星なし(1敗)、防御率4.50。「投げる哲学者」の奮起なるか。

(阿部勝彦)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月25日 09:30

    ダウンタウン・浜田雅功にとって、テレビ朝日で冠番組を持つのは「浜ちゃんのこれが聖地や!」(2000年7月)以来、26年ぶりのことになる。トップアスリートの人間ドラマに迫る新番組「浜田雅功とアスリート幸福論」(5月17日スタート)がそれだ。テ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月18日 14:00

    開幕前の下馬評が高かった日本ハムが苦戦している。5月17日の西武戦(エスコンフィールド北海道)ではリリーフ陣が打ち込まれて、痛恨の逆転負け。借金は2となり、ソフトバンクと入れ替わってリーグ4位に落ちた。「ミスが多すぎて、話す気にならない。今...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/26発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク