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記事全文を読む→薬物売人との「濃厚LINEやりとり」発覚!「疑惑の守備職人」広島・矢野雅哉をめぐる「守備固めで欲しい球団」
「SmartFLASH」が報じた広島・矢野雅哉と、指定薬物の売人として逮捕・起訴された滝口涼介被告とのLINEのやりとりは、少なくとも大人数の会食で同席しただけの関係とは捉えにくい内容だった。
通称「ゾンビたばこ」=エトミデートという薬物を使用したとして逮捕され、チームを去った羽月隆太郎に続き、売人との「深い交遊」が発覚した矢野は2025年6月11日のロッテ戦後、滝口被告から食事に誘われて「明日品川に泊まるので明日行けますか?」と返信。翌日の宿泊地を伝えて会えるか尋ねたとされる。
すでに富山遠征時のホテルで2人が同室にいる写真が報じられており、その上にLINEで翌日の約束まで取り付けていたとなれば、たまたま同席しただけとは説明しにくい。
広島は7月17日に矢野の出場選手登録を抹消した。鈴木清明球団本部長は、
「こういう疑念を抱く状態でファンにプレーを見てもらうというのは、相手チームのプレーヤーに対しても申し訳ない」
そう述べつつ、ペナルティーではないと強調した。対する矢野は、
「ここで野球を頑張るだけです」
とコメントし、ファームに合流して廿日市市の大野練習場で調整を続けている。
2024年、矢野はセ・リーグ遊撃手部門でゴールデングラブ賞を218票で受賞した。2位のヤクルト・長岡秀樹が67票だったことからも、評価の差は歴然だ。
フジテレビの特番では、現役選手500人が選ぶ「守備の達人」で1位に選ばれ、源田壮亮や菊池涼介を抑えた。2025年は107試合で遊撃を守り、失策8、守備率9割7分9厘を記録した。今季の年俸は推定4800万円。「守備要員」としての存在感は大きいといえる。
獲得すれば「追加報道」への対応を迫られる
一方で、打撃には慢性的な課題が残る。2023年は打率1割8分5厘、2024年は2割6分まで向上したが、2025年は2割8厘に後退。登録抹消時点では、44試合で1割6分7厘にとどまった。今季は二塁打や三塁打がなく、本塁打は1。長打率2割2分9厘と低水準が続く。
不祥事を抱えた選手が別の球団に移った例は、過去にある。2021年、日本ハムで同僚への暴力行為が発覚した中田翔は、わずか9日後に巨人への無償トレードが成立した。球団が暴力行為を認定して処分した案件である。
矢野は違法行為への関与が確認されておらず、調査は継続中。広島が「疑惑の選手」矢野をどのように扱うのかは、現時点では見通せない。
ちなみにトレードが認められるのは7月31日までだが、仮に今オフに自由契約となれば他球団との契約は可能になる。守備固めなら欲しい球団がある…かもしれない。
戦力としての魅力はそこそこあろう。仮に広島が手放したとして、名乗りを上げた球団には「追加報道」があった場合の対応が必要になる。そこを乗り越える覚悟があるかどうかだが…。
(ケン高田)
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