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三冠を目指すロブチェンが、順調に神戸新聞杯からの始動。2週前の追い切りに騎乗した松山騎手は、相変わらず「まだ緩い」と評価したが、これは皐月賞とダービーを勝った時にも口にしていたこと。普通の馬なら大きな課題だが、松山騎手は「この緩さもロブチェンの味の1つですから」と意に介していない様子。
緩いとは、まだネジが締まり切っていない様子の表現なのだが、それでいてレースの最終盤には重心を低くしてストライドが伸び、回転も速くなるのだから、それが超一流馬の証明。菊花賞に向けて、ここでつまずいてしまう雰囲気は感じられない。
穴馬券を狙うためにはこの人気馬を何としても消したいところだろうが、どうやらそれは無理筋。相手探しに徹するのが正解だ。
とはいえ、春シーズンで頑張った馬から、夏の上がり馬まで、手頃な頭数のわりに、好メンバーがそろった。少ない点数で馬券を仕留めるのは、ロブチェンを信頼しても簡単ではない。
コンジェスタスの京都新聞杯優勝の評価を上げてみたい。負かしたベレシートは、当時、ダービーの逆転候補筆頭に挙げられていた馬で、それをねじ伏せた勝ち方はかなりの大物感。ダービーは9着に敗れたが、それでもコンマ4秒差。最後の直線はダラッとしてしまった感があったが、よくよく検証してみれば伸びていなかったわけではない。期待ハズレの声も上がっているコントレイル産駒だが、この馬のように中距離戦で崩れない走りをする馬もいる。父の名を上げる走りをしてくれそうな気がする。
グリーンエナジーは、京成杯がかなりレベルの高い走り。皐月賞も7着とはいえ、コンマ5秒差で能力を示しているし、ダービー(16着)は熱発明けが響いた形。それぞれ言い訳はあるので、戸崎騎手が引き続き騎乗するポイントを軽視するわけにはいかない。
ゴーラッキーにはルメールが継続騎乗。成長力が期待できるキタサンブラック産駒で、戦績は格下感があるが、補って余りあるのが鞍上の力だ。
アルトラムスは、ダービー6着が大きな評価ポイント。ショウナンハヤナミは2戦2勝で底を見せていない。
上がり馬なら、ナリタエスペランサ。前走は逃げて上がり最速という、すばらしい内容を見せており、ゴーラッキーとの兼ね合いひとつでいい展開が待っている可能性もある。エイシンインアウトの前走の内容もよく、勢いが格を上回る可能性もある。
武豊騎手は、6億4900万円という超高馬エムズビギンとのコンビだが、このメンバーに入ると値段ほどの働きは期待できそうにない。
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