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記事全文を読む→阪神・佐藤輝明が「中日3連戦で9三振」しても視察メジャーリーグスカウトの評価が上がり続ける事情
阪神タイガースが中日ドラゴンズに3タテを食らい、今季ワーストの7連敗となった。2位の巨人も敗れたため、優勝マジックナンバーは14に減ったが、
「阪神が残り16試合を勝率5割で終えた場合、巨人は7勝5敗で逆転できます。阪神が勝率5割を維持できなかった時は、巨人は残り12試合を6勝6敗でも上回る計算です」(在阪記者)
連覇に暗雲が垂れ込めてきたのだ。
9月の阪神打線の得点圏打率は1割8分2厘(9月15日時点)。そんな沈みがちチームで盛り上がっていたのが、メジャースカウトによる佐藤輝明の視察だ。
「目視で確認できた限りですが、7連敗を喫した9月15日も4、5球団のスカウトや関係者がいました」(前出・在阪記者)
9月15日までの中日3連戦中、佐藤の打撃成績は12打数1安打、9三振を喫している。厳しい言い方になるが、主砲のブレーキがチームの勝敗にそのまま直結したようだ。3連戦を現地観戦したアメリカ人記者はこう話す。
「シーズンを通して最後まで好調をキープできる選手なんていません。どんな選手にも多少のスランプはあるもので、それを脱出するまでが長いのか短いのかを確かめる機会になったと思います。佐藤は連敗中も評価を高めたと思います」
ファインプレーだから高く評価されたわけではない
高評価につながったのは、9月15日の2回表の守備だ。中日・石川昂弥の鋭い三遊間へのゴロをダイビングキャッチ。その後、ショートの元山飛優が佐藤の背中を叩いて喜び、先発投手ルーカスもマウンドから拍手を送っていた。
ファインプレーだから高く評価されたわけではない。チームを鼓舞し、雰囲気を変える力を持っていると分かったからだ。
「その2回の守備に就く前の打席は三振。好プレーが出た後の打席が注目されたんですが、これまた空振り三振でした。好プレー後の打席で快音が聞かれたら、さらに評価は高まっていたでしょう」(前出・アメリカ人記者)
9月17日からは、甲子園での広島3連戦。この広島戦の結果次第では、本当に連覇が危なくなってくる。阪神ファンは試合後の藤川球児監督の「独特の言い回し」にイライラしているという。こちらは八つ当たりだが、佐藤にはバットでもチームの雰囲気を変えることが要求される。
(飯山満/スポーツライター)
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