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記事全文を読む→「打率1割未満の代打・糸原健斗」絶好機潰しに大ブーイングが飛んでも桧山進次郎が全力擁護した「ベテラン力の効用」
ここぞの場面で代打を送る、その采配と人選は必ずしも、誰もが支持するものとは限らない。
今年の打撃成績が15打数1安打で6分7厘、0本塁打、0打点の打者を起用してチャンスを潰した結果、怒りの声が上がったのは仕方のないことなのか……。
9月15日の阪神×中日戦(甲子園)。阪神が0-1で迎えた4回一死満塁の絶好機に代打で登場した糸原健斗は二塁併殺打を放ち、阪神は無得点に終わった。阪神は1-4で敗れ、今季最長の7連敗を喫している。
「なんで糸原やねん」
「立石、豊田、高寺がおるやろ」
「来季戦力外で思い出作りか」
阪神ファンから出たのは、そんな不満だった。
しかしプロ目線では、その厳しい指摘はあたらないようだ。阪神OBの桧山進次郎氏が糸原を、全力擁護。9月17日の「おはよう朝日です」(ABCテレビ)で、まずは7連敗中のチーム状況について、
「チームの雰囲気がやばい。球場に行っても重苦しい雰囲気がある。でもヒットで選手は塁には出ている。盗塁、エンドランなど、積極的にベンチが仕掛けていってあげないと」
まずはそう主張した上で、現状を打開するには「叱咤激励できるベテランの力が必要」として、糸原の名前を挙げたのだった。
「ベテランといってもまだ糸原選手は中堅(33歳)。現状、37歳、38歳の選手はタイガースにいないので、常時試合に出ている選手じゃなくてベンチを温めたり、代打で出るような選手がほしい。糸原選手はどちらかというと冷静に物事を見て、ぬるいプレーをすると叱れるし、いいプレーをすると『ナイスプレー』と言ってあげられる選手。そういう監視役みたいなのがほしい」
さらに中日戦の代打でゲッツーになった場面にも言及。
「僕はあの策はよかったと思います。『なんで?』という方がいるかもしれないですが、僕はこの場面では糸原選手しかいないと思いました。結果としては最悪のダブルプレーになりましたけど、(相手チームにとって)ああいうピンチになって誰が出てきたらいちばん怖いのかとなると、僕はタイガースの現状では糸原選手だと思う。右投手、左投手に関係なく打てる選手って怖いんですよ。結果は出ていないけど、代打の内容はいい。いい当たりでのアウトとかが多いんで」
金村義明も高木豊も「木浪、糸原」を強く主張
今の阪神にはベテランの力が必要だというのは、金村義明氏も同じ。9月14日の「金村義明のええかげんにせぇ~!」(MBSラジオ)でこう語っていた。
「こういう時に何が必要か知ってる? ベテランの力やねん。ベテランが一人でもおったら、落ち着かせてくれるわけ。木浪とかね、優勝経験あるバッター。そういうのをうまく使ってほしいのよ。木浪や糸原」
高木豊氏も9月15日に更新したYouTubeチャンネルで、阪神の貧打解消のための打順について、
「8番には経験値が必要になる。木浪でもいいと思う。優勝を経験してるから、彼は。その経験はバカにならない。俺はずっと言ってるんだよ、木浪だって」
木浪聖也はシーズン序盤、ショートのスタメンで出場していたが、7月13日に登録を抹消された。8月9日に1軍昇格後は代打で4試合に出場したのみで、再び2軍へ。そして9月17日の広島戦(甲子園)で、1軍再昇格が濃厚となった。
これから始まる試練の7連戦で、糸原や木浪といったベテランの働きが重要になってくるのは確かだろう。
(鈴木十朗)
アサ芸チョイス
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