芸能
Posted on 2015年09月10日 05:59

戦後70年「日本のアイドル近代絵巻」、美女多様化の90年代

2015年09月10日 05:59

20150910kindai02

 90年代のアイドル勢力図には、過去との圧倒的な違いがある。それは70年代の山口百恵や、80年代の松田聖子に代表される「純然たるアイドル歌手」が1人もいなくなったということ。鈴木亜美にしても、扱いは「J-POPアーティスト」だ。グループとしてはアイドル色の強い「SPEED」や「モーニング娘。」がいるが、ソロとしては次世代の松浦亜弥の登場まで待たねばならない。

 では90年代のアイドルはどこに分散したか? 多くは広末涼子や菅野美穂のように、女優であることをメインとした。あるいはCMで活躍するタイプが多くなった。こうした“映像寄り”のアイドルに必要不可欠なのは、ピュア系と称された無垢の輝きである。

 これに野村佑香や吉野紗香らの「チャイドル」、優香や小池栄子を筆頭とした「グラドル」、バラエティで笑いも取れる「バラドル」、さらにはZONEのように「バンドル」という形態も誕生した。

 中には定着せずに20世紀で終わった表現もあるが、以前のように「月刊明星」でアイドルが把握できた時代ではなくなったのだ。

ribbon

おニャン子の夢よもう一度と開催されたオーディションを機に結成。同時期デビューの「CoCo」と両輪でアイドル氷河期に対抗。

SPEED

沖縄アクターズスタジオ出身のローティーン4人組は圧倒的なボーカル&ダンスのクオリティを見せつけ、ミリオンヒットを連発した。

モーニング娘。

もともとオーディションで平家みちよに勝てなかった者の寄せ集めだが、逆にファンには思い入れがしやすく、スーパーアイドルに君臨。

広末涼子

デビューと同時に「ピュア系」の名称があちこちに躍った。その登場自体が大きな事件であり、CDを含めてヒロスエ現象が続いた。

内田有紀

ショートカットのハツラツとしたイメージを打ち出し、その潜在能力は10年に1人と呼ばれた逸材。現在も女優として着実に活動。

鈴木亜美

モーニング娘。とは「ASAYAN」の番組企画でCD売上げを競うライバルだったが、ピーク時はたった1人で打ち負かすほどの人気に。

(石田伸也)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    政治
    2026年09月30日 20:00

    「再結集した公明としての新しい出発になる」記者会見で党勢拡大への意欲を示したのは、公明党の西田実仁幹事長だった。中道改革連合の分裂に伴い、離党した公明党出身の衆院議員28人が間髪を入れずに、元の所属先へと復党した。これで衆参両院合わせて49...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年10月04日 11:15

    宮根誠司アナが司会の「情報ライブミヤネ屋」(日本テレビ系)が10月2日に放送開始から約20年で最終回を迎えた。読売テレビ制作の関西ローカル放送として、2006年7月31日にスタート。2008年3月31日から全国ネット放送を開始すると、一時期...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    政治
    2026年10月05日 11:30

    アメリカ・トランプ大統領との首脳会談の場を利用し、高市早苗首相への的外れな口撃に終始したのは、中国の習近平国家主席だ。日本のメディアは米中双方が「同盟」という言葉をどう使ったかなどと、表層の言葉尻を捉えて大騒ぎしているが、完全に本質を見誤っ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/29発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク