芸能
Posted on 2015年11月26日 06:57

天才テリー伊藤対談「三宅恵介」テレビに出たのは制作費削減のため

2015年11月26日 06:57

20151126k

テリー 「オレたちひょうきん族」の裏には、「8時だョ!全員集合」というお化け番組がありましたね。

三宅 当時、ドリフターズは大人気で、視聴率も40%ぐらいありましたし、これは何をやってもかなわない、と(笑)。だから「まったく逆のことをやろう」という戦略をとりました。

テリー その戦略とは?

三宅 例えば、向こうは生放送で、台本を作り込んでキッチリとオチに向かうコントをやっていた。だからこっちはVTRで「ハプニングありきのコント」で行こうとか。

テリー あ~、そういうことだったんですか!

三宅 あとは、チームプレイに対抗して、出演者ひとりひとりのキャラクターを生かしていこうと。例えば、「ツービート」という扱いではなく、あくまでもビートたけしさんとビートきよしさん、という感じ。コンビとして一緒に出演する機会は、ほとんどなかったと思います。

テリー そこまでやるということは、やっぱりドリフターズの存在はものすごく大きかったんですね。

三宅 ええ、ライバルなんて言ったらおこがましいですが。でも、「全員集合」がなければ「ひょうきん族」の大ヒットもなかったと思います。

テリー 番組がブレイクする中で、三宅さんたちも「ひょうきんディレクター」として人気者になっていくじゃないですか。あれはどういう経緯で?

三宅 もとはエキストラを使うとお金がかかるので、「なら自分たちでやっちゃえ」ってことだったんです。

テリー ああ、収録が深夜にかかると、交通費もバカになりませんからね。

三宅 横澤(彪、当時フジテレビプロデューサー)さんにコントに出ていただいたのが最初で、僕たちも少しずつ出るようになるんです。そうこうするうちに「ひょうきんベストテン」というコーナーがあったので、「ひょうきんディレクターズ」名義でレコード(「ひょうきんパラダイス」)まで出すことになってしまって(笑)。

テリー あった、あった。懐かしいですね。

三宅 その時のことでよく覚えてるんですが、“有線回り”というのをやったんですよ。

テリー よく演歌歌手の方がやってますよね。各地にある有線放送に挨拶して、曲をかけてもらう。

三宅 そうなんです。レコード会社の人がマイクロバスを出してくれて、昼過ぎぐらいからあちこち回っていたんですよ。

テリー へえ、楽しそうじゃないですか。

三宅 ところが、夕方ぐらいに浅草に行ったら、かなり年配の演歌歌手の方が「これ、お願いします」とレコードを手に関係者の方に頭を下げているのを目撃したんです。さすがに「我々みたいな遊び半分の人間が、こんな営業をするのは失礼だ」と思って、残りのスケジュールは全部キャンセルしましたね。

テリー とはいえ、やることが華やかですね。僕なんか当時、社員3~4人の小さな制作会社にいたから、「フジのディレクターは全然違うな」と、うらやましく思ってましたよ。そんな勢いだと、当時はモテました?

三宅 やっぱり勘違いはしますよね(笑)。

テリー アハハハハ! うらやましい!

三宅 でも、悪いことはしてないんですよ。

テリー う~ん、もったいない! 僕だったら絶対に女の子に声かけてますけどね。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年06月05日 11:00

    日本テレビの長寿演芸番組「笑点」の公式Xが、現メンバーの集合写真とともに〈【お知らせ】笑点がついに…重大発表6月7日(日)夕方5時30分から放送〉と6月4日に投稿した。1966年放送開始、今年で60周年を迎えたばかりの看板番組の「ついに」で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年06月11日 11:45

    プロ野球の元スター選手の息子が、詐欺容疑で逮捕された。事件としてはそれだけの話かもしれない。ただ、引っかかったのは事件そのものより、父親の仕事にまで響いたことだ。中日、オリックス、楽天で活躍し、引退後は解説者として親しまれてきた山崎武司氏で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年06月11日 20:30

    名物演芸番組「笑点」(日本テレビ系)が「テレビコメディーパネル番組(週間)の最長放送」としてギネス世界記録に認定されたと発表したのは、6月7日の放送だった。2016年から6代目司会を務める春風亭昇太は「この番組を紡いできてくれた先輩たちに感...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク