芸能
Posted on 2015年12月08日 17:59

マギー、「ベッド・イン」取材で世界的大物アーティストへのオマージュに失敗?

2015年12月08日 17:59

20151208maggy

 マギーが写真集とスタイルブックの発売記念イベントにて、ベッドに入った状態での記者会見に臨んだ。男性もののYシャツを羽織った姿は、その下に何も身に着けていないようにも見え、マスコミも注目。だがその様子を見た音楽ライターは、この会見に違和感を抱いたという。

「40代以上の人は、この記者会見を見てジョン・レノンとオノ・ヨーコのベッド・インを思い出したはず。司会者もやたらと“ベッド・イン”という単語を連発していましたからね。そんな狙いがあったとしたら、それについて触れた報道がなかった点で失敗ですし、そもそもベッド・インの趣旨から考えてずいぶんと失礼な話です」

 このベッド・インとはベトナム戦争真っ最中の1969年に、自身の結婚を平和アピールに活用しようと考えたレノンが、新妻のオノとともに行ったパフォーマンスのこと。2人は13日間にわたってホテルの自室に記者を招き入れ、ベッドに入った状態で平和について説いたのである。その試みは多くのアーティストに影響を与え、ポピュラー音楽の歴史におけるエポックメイキングなイベントとして記憶されている。

「マギーが言うには、写真集でもスタイルブックでもベッドがキーワードになっているということでしたが、後付けの理由にしか聞こえません。そもそも司会者が『今回、ベッド・イン取材ということで』と言っていることからも、レノンに対するオマージュだったのは明らか。だったらレノンと同様に、ベッドに入るマギーの周りを記者が取り囲むくらいの舞台は用意してもらいたかったですね」(同・音楽ライター)

 そのベッド・イン取材でマギーは、ステージを隠していた幕を下ろした時に、ベッドの縁にチョコンと腰かけていた。ベッド・インを徹底するなら、最初からベッドに入っているべきだったはず。結局はアンダーウェアを付けているかどうかばかりが注目されてしまったが、それならベッドすら必要なかったわけで、詰めの甘さが会見の狙いをボカしてしまったのではないだろうか。

(金田麻有)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク