芸能

ジャニーズ事務所とテレビ東京に“ブラック企業”のイメージ浸透?

20160205tvtokyo

 SMAPの解散騒動がようやく落ち着きを取り戻したかと思えば、今度は「開運!なんでも鑑定団」の石坂浩二降板問題。この2つの問題は、中居正広ら4人に謝罪させて騒ぎを収束させようとしたジャニーズ事務所、番組改編の事実はあっても恣意的なカットはないと噂を否定したテレ東、双方とも騒動の対処法を間違ったのではないかと見る向きがある。

「ジャニーズ事務所が躍起になって中居ら4人とマネージャーが悪いという絵を描いてマスコミに流しましたが、これは逆効果でした。ネット上には、一人だけいい子ぶって裏切ったと“木村拓哉批判”の声が上がりましたし、4人が無理矢理謝罪させられたのはパワハラだという意見も。マスコミをコントロールして大衆をだませたのは昔の話。いろいろな見方がSNSやネットを通じて瞬時に拡散しますから、都合のいい情報統制なんてできない時代なんです」(週刊誌記者)

 テレ東の騒動も、否定すればコトは収まると思ったかもしれないが大間違い。石坂浩二のコメントが意図的にカットされていたことが明かになってしまい、パワハラの存在を印象づけてしまった。両者とも、一般の視聴者にはブラック企業という目で見られるようになっている。ある労務関係のコンサルタントもこう語る。

「今やハラスメントについて定期的にセミナーを開く企業も多く、パワハラ的な事象について視聴者の感覚は敏感です。経営者一族が独裁を貫くジャニーズ事務所にとっては常識でも視聴者には不可解な対応に見えることもあるでしょう。テレ東も不適切な編集があったと認めればよかったのに突っぱねた。パワハラの管理ができない会社だとレッテルを貼られても仕方ありません」

 騒動はキレイに片付けても、視聴者の心にこびりついた“ブラック企業”のイメージは、そう簡単には落とせそうもない。

(大門はな)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係
2
新2軍球団「オイシックス新潟」でくすぶる元広島・薮田和樹と元阪神・高山俊の「1軍復帰ロード」
3
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
4
上毛電鉄「800形」新型車両が全線営業開始!「700型」とは違う「ガッカリ&歓喜」ポイントがあった
5
年俸4億円を捨てた渡邊雄太「NBA撤退⇒日本Bリーグ」でグッズ収入「争奪戦」