エンタメ
Posted on 2011年09月08日 11:54

本誌名物1000人アンケート 我が青春を彩った「昭和の歌姫」ランキング(3)インタビュー2.「みずいろの雨」八神純子

2011年09月08日 11:54

新アルバムを発表し10年ぶりに活動を再開!
「引退を考えた時に突然メロディが浮かんだ」

 ピアノの弾き語りにサンバホイッスルの音色を重ね、唯一無二のパワフルな歌声を聴かせた八神純子(53)。あの澄んだボイスが再び日本に舞い戻る!

 79年に大ヒットした「みずいろの雨」は、八神にとって3枚目のシングルである。いきなり高音のサビで始まる楽曲は、斬新な印象を残し、60万枚の売り上げを記録する。
 現在は家族とともにロスアンゼルスに在住する八神が、この一曲に賭けた思いを語ってくれた。
「実は『みずいろの雨』は岩崎宏美さんの声を想定して書いた曲なんです。デビューから2曲出したシングルが思うように売れなかったので、歌手をやめて作家としての自分を考えていたからだと思います。結果、自分で歌ってみてとても評判がよく、レコーディングとなりました」
 メロディが突然、浮かんだのは「原宿の歩道橋の上」だったそうだが、引退を撤回しただけでなく、全国区の知名度を得た。当時、高視聴率を誇った「ザ・ベストテン」(TBS)は、その大きなステップとなった。
「注目曲を紹介する『今週のスポットライト』のコーナーに出してもらって『みずいろの雨』がブレイクしました。司会の黒柳徹子さんは本当に勉強家の努力家で、お仕事させていただくたびに脱帽でした。本番前のリサーチがすばらしいです。もう一人、久米宏さんには『背が低い』だの『小太り』だの、いろいろ言われましたが、私がいつも緊張したのをほぐしてくださったのだと思います」
 以降も「ポーラー・スター」や「パープルタウン」などがヒットし、番組に欠かせない顔となった。
 そんな売れっ子ながら、83年に拠点をロスに移すと、徐々に日本での活動をフェードアウト。21世紀に入ってからは、日本でのライブもとだえていたが、今秋に久々のアルバム発売、10年ぶりの凱旋ライブと〝復活.の気配である。
「9月に下の息子が18歳になるので、来年からの活動再開の準備にかかっていた2011年でした。が、今回の東日本大震災で、何かできることはないか‥‥と思い、ネットを通じ賛同してくださった人たちと被災地に物資を送ったり、義援金を集めるチャリティライブを行ったり、被災地を訪問して心が通じ合える時間を持つためのライブをやりました」
 まったく衰えのないミラクルボイスは、間もなく完全復活である。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/1/27発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク