芸能

名作妖艶シネマ「このセリフが悩ましかった!」(1)「濱田のり子・花と蛇ZERO」

20160421r

 80年代にアイドルグループでデビューし、今では妖艶な女優の代表格。そんな濱田のり子(51)でも、主演で臨んだ「花と蛇ZERO」(14年、東映ビデオ)は、かつてない壮絶な撮影となった。

──原作は団鬼六が発表した中でも金字塔となる作品。そして「静子夫人」というヒロインもまた、谷ナオミに始まって、代々、受け継がれてきた役。

濱田 貞淑な妻だったのが、夫の莫大な借金でショーに出ざるをえなくなる。最初は闇組織の誘いに「やめてください、警察を呼びますよ!」と抵抗するんですけど、借金の前にはどうすることもできない。覚悟を決めて「私、やります」と言うんですが、うーん‥‥覚悟の一言では表せないくらい重いセリフ。

──これから待ち受ける「調教」という名の地獄絵図の前には、軽々しい意味ではなかったと?

濱田 私、30年以上、この仕事をしてますけど、撮影中に4キロも減ったなんて初めてです。食べられなかったし、縛りはきつかったし、精神的にも追い込まれてしまいました。

──もともとスレンダーな体型なのに、そこから4キロはありえない。

濱田 撮影の間はスタジオの近くのホテルで暮らしていたんですが、朝から晩まで緊縛をされて、どう帰ったのか覚えていないくらい。例えば腕は重たいバケツをずっと持ち続けていたような感覚で、手首がガクガクして、箸すら持てない。

──柔肌に縄が食い込むのが「花と蛇」の本来の魅力とはいえ‥‥。

濱田 クライマックスは3人のヒロインが同時に吊るされるんですけど、私は宙吊りに開脚も加わって、手首でしか体を支えていない状態なんですよ。そこにムチで打たれる痛さも重なって、セリフを言うのも必死の状態でした。

──今回は「官能映画における名セリフ」がテーマですが、この極限状態において、それに該当する言葉を探していただくと?

濱田 エディという調教師の青年が出てきます。素性もわからないのに、静子は「どうして‥‥そこにいるの?」と妙に引かれていく。そして体を重ねますが、静子が少女時代にレイプされる映像が流れ、結果、それによって産み落とされたのがエディとわかるんです。

──肉体的なSMと違う悲劇が待っていた。

濱田 シナリオのこととはいえ、大泣きしました。そのショックから抜けるのに、ずいぶん時間がかかった気がします。

──その直後には、不倫をテーマにした「はだかのくすりゆび」(14年、エスピーオー)にも主演。

濱田 娘の婚約者と関係を持ってしまう役でしたね。もともとは娘に対しても厳格な母なので、彼の情熱に押されても、年が離れていることにコンプレックスを感じてしまう。そして、抱かれながらも「私はあなたのお母さんじゃないの」とつぶやいてしまう。

──何とも切ない表現ですね。

濱田 全部で200シーンもあったから、セリフは多かったですね。体が痛くて泣いたのが「花と蛇」なら、切ないセリフに感情移入して泣いたのが「はだかのくすりゆび」だったかもしれません。

──観ているほうは、どちらもゾクゾクします!

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    伊藤沙莉、「バストトップ出し&アエギ声」映画用にボイス訓練の“躍進女優力”

    161972

    若手女優きってのバイプレイヤー伊藤沙莉(26)の大躍進が止まらない。どこか親近感を持てるルックスと独特のハスキーボイスを携えて映画に引っ張りだこだというのだ。「主演の伊藤健太郎のひき逃げのためにお蔵入りになりかけた11月6日公開の『十二単衣…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , , |

    多部未華子、「行列のできる法律相談所」で見せた“顔の進化”に視聴者騒然!

    132223

    8月24日から25日にかけ放送された「24時間テレビ」(日本テレビ系)は、平均視聴率16.5%で歴代13位の好成績を記録。駅伝マラソンでの、いとうあさこのラストスパートのシーンでは瞬間最高視聴率39.0%と驚異的な数字をとり、そのまま後番組…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    過食やストレスによる“ぽっちゃり” 実は「脳疲労」が原因だった!?

    Sponsored
    157187

    「思うように外出できないし、友だちともなかなか会えない」「四六時中、家族と接していて息が詰まる」「在宅勤務だと仕事に集中できない」「残業がなく収入減で将来が不安」──会議に限らず、飲み会やデート、婚活まで、オンラインによるライフスタイルがニ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
福原遥、「教場II」で“一人勝ちだった”と指摘されるワケ
2
稲村亜美がガニ股で躍動!ゴルフ動画の“下半身パックリ見え”にファン「感激」
3
瀬戸大也、復帰でも美人妻・馬淵優佳の“アピール”が呼んだ「再批判」のワケ
4
綾瀬はるかVS高畑充希 ドラマに映せない「恥ずかしい癖」合戦(1)綾瀬のバストの存在感がすごすぎて…
5
本田翼のTシャツバストショットが艶すぎる!“サイズアップ説を裏付ける”1枚