芸能
Posted on 2012年06月21日 11:00

「おニャン子クラブ総選挙」やってみたらこうなった(4)

2012年06月21日 11:00

最大の違いは「素人」と「プロ

 当のメンバーからは「AKB現象」は、どのように映るのか。前出・新田が語る。
「共通点は女の子の集団というだけであって、それ以外は別モノかな。私たちはホントに素人集団だった。一生懸命はやっていましたけど、プロとしてやっていたかというと怪しいメンバーばかりだった」
 素人っぽさでは右に出る者がいなかったのが、会員番号15番の立見里歌(45)だろう。たびたび司会のとんねるずにいじられる個性的なキャラクターと「オールナイトフジ」で培った政治力を発揮し、姉御のように慕われていたのは記憶に新しい。その立見が振り返る。
「おニャン子は、あくまでテレビが生んだアイドル。時代の波に乗っちゃって、実力がなくてもオリコン1位取ってました(笑)」
 立見自身が歌の下手さを見込まれてリードボーカルを務めたニャンギラスの「私は里歌ちゃん」は、番組スタッフの悪ノリからスタートした企画だったが、それすらオリコンのトップになったことが、おニャン子ブームを象徴している。
「実際、レコーディングしたら、めちゃくちゃでした(笑)。最初の曲のイメージでは、私がソロで歌うことになっていたのに、ドンドン私のソロ部分が減っていきました(笑)。それで、グループの歌になったんだと思うんです」
 80年代中盤は、視聴者参加番組が次々とヒットし、時代が素人っぽさを求めていた時代。現在のAKBは、研究生からスタートという〝競争〟を勝ち抜いて、さらに毎年、総選挙のランキングが白日の下にさらされる。まさに「弱肉強食」の世界と言えよう。
 前出・大島氏が総括する。
「おニャン子とAKBの一番の違いは、おニャン子はいちおう伝説になっていることです。人気が落ちる前に解散したから。解散と同時に伝説がスタートしているんです」
 解散から25 年たった今も、「おニャン子」はこうして語り継がれる一方、AKBは現在もなお疾走を続けるのである。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2022年07月05日 17:58

    可愛さ余って憎さ百倍。いやはや、この2人のバトルは本当にすさまじかった。沢口靖子が主演したNHK連続テレビ小説「澪つくし」や、渡辺謙主演の大河ドラマ「独眼竜正宗」の脚本を手掛け、飛ぶ鳥を落とす勢いだった脚本家のジェームス三木氏。ところが19...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年08月06日 17:00

    2024年7月に停車中のロケバス内で共演者の女性に性的暴行をしたとして、不同意性交と不同意わいせつの罪に問われたのは、元お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二被告だ。その第6回公判が8月5日に東京地裁で開かれ、検察側は懲役7年を求刑。...

    記事全文を読む→
    エンタメ
    2026年08月10日 06:30

    「青春18きっぷ」の販売枚数が落ち込んでいる。2023年度は約62万枚だったが、2024年度は約42万枚、2025年度は約24万枚と右肩下がり。およそ2年で6割減という数字は、長年の定番商品としては異例である。2024年冬に行われた利用方法...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/4発売
    ■690円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク