事件

女子大生刺傷事件、被害者の「アイドル」という肩書きに異議あり!?

20160524idolsisyo

 5月21日夕刻、東京都小金井市で発生した女子大生・冨田真由さん(20)刺傷事件。イベント会場入口で起こったこの衝撃的な出来事に世間は大きく揺れ、マスコミも大々的に報道を展開している。

 しかし、識者の中からこの報道ラッシュに対して、徐々に疑問の声が挙がってきている。

「冨田さんが一貫して“アイドル”という扱いになっているのは問題ではないでしょうか。確かに、彼女は以前アイドルグループ“シークレットガールズ”に所属していましたが、現在はシンガーソングライターとして活動していますので」(音楽ライター)

 確かに、メディアは冨田さんを紹介する際に“アイドル”という肩書きで紹介し続けており、それ故か、その後他のアイドルたちが事件翌日に実施予定だった、ファンとの接触イベントが相次いで中止となる事態へと発展している。

「アイドル×危険なファン、という図式はかなりわかりやすいので、その方向でまとめようとしているのでしょうが、それでは冨田さんの現在の活動を否定しているようなもの。彼女もこの扱いには満足できないでしょう」(前出・音楽ライター)

 アイドルとシンガーソングライター、この立ち位置は似ているようで、まるで違うのだ。

「犯人も、現在の彼女の活動を応援していたのだから、おそらくアイドルファンという括りでは収められないのではないでしょうか。そういう意味では、被害者、加害者、そして周りのアイドルにとって、今回の報道内容は迷惑なのではないでしょうか?」(前出・音楽ライター)

 一刻も早くマスコミがこの誤解を解き、アイドルに安息の時が訪れることを祈りたい。

カテゴリー: 事件   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
5
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策