芸能

「99.9」の脚本を勝手に作り直した!嵐・松本潤の「越権行為」に疑問の声

20160617matsumoto

 ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」(TBS系)で主演を務める嵐・松本潤の気遣いに、称賛の声が集っている。公式ツイッターによると、クライマックスシーンのセリフについて一週間にわたって熱い議論が交わされ、松本は様々なやり取りを台本に手書きしていたという。そして6月15日、松本はその手書きした内容をパソコンで台本形式に清書してきたというのだ。

 公式ツイッターでは「気遣いができるところが、松本潤である所以なんだな」と松本を礼賛。このエピソードに感動したという声も数多く寄せられているようだ。だがテレビ誌のライターは、このエピソードに顔をしかめる。

「つまり松本は、クライマックスシーンの『決定稿』を勝手に作ってきたわけですよね。これは美談でもなんでもなく、制作陣の仕事を松本が奪ったことになります。そもそも『決定稿』に責任を持つのは出演者ではなく、プロデューサーや演出家の役目。普通なら『監督気取りか!?』と怒鳴られてもおかしくないところですよ」

 しかも全員で打ち合わせた内容を清書したのならまだしも、松本は「いろいろ考えて書き直した」とさえ語っていたというのだ。つまり松本自身が脚本を書いているのも同然で、これぞ越権行為の極みだろう。そんな松本の行動に対してテレビ誌のライターは残念な表情を見せる。

「この一連のエピソードは、ジャニーズ主演ドラマでは制作サイドよりもジャニーズ側の意向が優先されるという格好の証拠ですね。さらに問題なのは、このエピソードを美談に仕立てていること。客観的に見ればおかしな話なのに、そうとは感じないほどに感覚が麻痺しているのであれば、制作サイドの主体性のなさに驚くほかありません」

 いくら視聴率がジャニーズ頼みとは言え、制作の実権すらも手放すようでは、ドラマ制作の現場はもはやジャニーズの下請けと化してしまっているのかもしれない。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    動画もオンラインゲームもラグ知らず! OCN 光はなぜ夜のエンタメシーンでもおすすめなのか

    Sponsored
    251202

    PCの画面を見ながら、F氏は愕然とした。デビュー以来推していた某女性グループの1人が卒業するから….ではない。涙を堪えながら、その最後のお別れとなる卒業ライブ配信を視聴していたところ、最後の挨拶を前に、動画サイトの画面がカクつき…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , |

    中年リスナーがこぞって閲覧!“あざとかわいい”人気美女ライバーが、リスナーとの関係や仲良くなれるコツを指南

    Sponsored
    264969

    ここ数年来、ネット上の新たなエンタメとして注目されている「ライブ配信」だが、昨今は「ふわっち」の人気が爆上がり中だ。その人気の秘密は、事務所に所属しているアイドルでもなく、キャバ嬢のような“プロ”でもなく、一般の美女配信者と気軽に会話できて…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    配信者との恋愛はアリ? 既婚者が楽しむのはナシ? 美女ライバーと覆面リスナーが語る「ふわっち」セキララトーク

    Sponsored
    266588

    ヒマな時間に誰もが楽しめるエンタメとして知られるライブ配信アプリ。中でも「可愛い素人ライバー」と裏表のない会話ができ、30代~40代の支持を集めているのが「ふわっち」だ。今回「アサ芸プラス」では、配信者とリスナーがどのようにコミュニケーショ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
阿部慎之助は「戦犯扱い筆頭」元木大介は原監督と「亀裂」ダメ巨人で始まるコーチ陣大粛清
2
高木豊が原監督に緊急提言!巨人に足りないのはリーダー「でも岡本和真ではなく…」
3
「桑田派」巨人・大勢をにわか仕立てで潰す気か!「桑田真澄を1軍投手コーチに戻せ」という投手陣の叫び
4
ロンブー淳がアンチに「直接話そう」公開した携帯電話番号にかけたら「生配信」されるかも
5
今年のプロ野球ドラフトは「大学生投手の大豊作」で花巻東・佐々木麟太郎を敬遠する球団が出た